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恵みと災害

今年の雨もゲリラ的に狭い範囲に大雨をもたらす。
九州、中国地方は順番にやられている。
昨日来、馴染みのある佐用インターチェンジのある佐用町が
集中豪雨による被害を被っている。
国道373は散々利用している道路、この国道に沿って千種川が流れる。
小河川で普段の水量はそう多くない。
この川が暴れたんだ。
智頭鉄道も運休してしまった。映像で観る限り貧弱な護岸だった。
作用の街も浸水したようだ。街路も泥だらけだ。

この地域は数年前は台風による風倒木、そして今回の水害。
異常気象はもう当たり前になってきた。
技術的には危険地帯は充分な事前調査が出来るだろう。
ただ予測しても予防保全が出来るか否かである。
今一度國土を守るという観点を早急に見直す必要があるだろう。

佐用町の皆さん。元気を出して下サイ。

四国の水瓶、早明浦ダムのリアルタイム状況を時々見ている。
今朝7時頃、満タンになった。つまり100%だ。
流入量が毎秒1700トンを超えていた。
この量だったら半日もかからないで満水だ。
夕方の流入量は200数十トンで、300トン以上を放流して洪水調節を行っていた。

これで今年中は取水制限しなくても大丈夫だろう。

台風は恵みをもたらすと同時に、驚異となって甚大な被害をもたらす。
ほどほどって無いもんですなー。

by tomiot3 | 2009-08-10 21:08 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)