人気ブログランキング | 話題のタグを見る

モンポウ

フェデリコ・ポンポウ 1893-1987
スペインはバルセロナの生まれ。
モンポウが生まれた頃にはすでにガウディの設計した
奇抜な教会サグラダ・ファミリアの建築が始まっていたそうだ。

モンポウは我が国ではほとんど演奏される機会もなく
従って知名度もない。
かくいう自身もギター曲の「コンポステーラ組曲」位しか知らない。

我が国ではピアニストの熊本マリさんが盛んに取り上げ
CD録音もしている。
かってスペインに暮らしたこともあるのでそのスペインへの
理解度が違うのだろう。

そのうちの「静かな音楽」全28曲が納まったCDが届いた。
早速針を落としてみた。
第一曲から衝撃が走った。
たとえようもなく深く印象的な音の世界だ。
ドビュッシー以上にドビュッシー的と言おうか
否この様な言い方は良く無い。モンポウなのだ。
音のない世界を音で表しているのではないか。
素晴らしい掘り出し物を掘り当てた気分だ!
いずれ時間を取って、全28曲を改めて聴いてみたい。

by tomiot3 | 2009-11-08 21:48 | 音盤 | Trackback | Comments(0)