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もうひとつの鐘

ラフマニノフのもうひとつの「鐘」

独唱、合唱と管弦楽のための詩曲 鐘 作品35
その第1楽章だけキチッと聴いてみた。
シャンシャンとトロイカの鈴、短い序奏のあとテノールが「聞け!!」
歌うとやがて合唱が加わる。明るいリズム、そして歌声は人生の喜びの讃歌だ。
6分ばかりの短い曲だが、この後に第2楽章から第3楽章までは
また後日聴くことに。

キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィル、アカデミーロシア合唱団
などによる演奏。
今から48年前の1962年の録音とは思えない鮮烈な音だ。
当時はソ連時代、客観的には圧政時代そのものだが
何かしらの勢いが感じられる録音だった。

当時の「鐘」を上回ると言われていた
合唱曲「晩禱」作品37は本当に久しく何十年も聴いていない。
LP2枚組の長大な曲だ。
近々聴いてみることにしよう。
当時全米クラシック・ヒットチャート 10ヶ月ロングセラーだった。

by tomiot3 | 2010-03-02 21:00 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)