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春ド真ん中コンサート本番

倉吉未来中心での本番コンサートを聴いた。
300キャパで室内楽にはうってつけの大きさ。
ただ意匠的にはどうって事無い、余り雰囲気のあるホールではない。
いずれにしても県内には有りっこないが。

昨日とは打って変わった大きさ、響きもまるで違う。
良い響きでゆったりとした感じである。

本番は正規プログラムだからサロンよりも2曲多かった。
ピアノもスタインウエイのフルコンだから言うことは無い。
鈴木さんのピアニストも良くコントロールしていて好サポートだ。
生原さんのヴィオラは弾く度に上手くなっているみたいだ。
コントラバスもとても良く鳴っていた。これはやはり斎藤さんのキャリアだなー。

正直言って、昨日のサロンでは一体感のある音楽空間だったと思う。
その点ホールではより多くの人を対象とするのでやむを得ないところだ。
熱気が違うのだ。

そうしたことを聴きながら思った。考えた。
ホールコンサートはより多くの人々に提供するには絶対に必要だが、
サロンコンサートの質的優位をずーっと追求して行きたいものですねー。

演奏者達の人柄がにじみ出た良いコンサートだった。
曲目も馴染みの無い曲であることを盛んに断っていたが、
自分たちが追求したい、あるいは挑戦したいことをやる事はとても大切なことである。
と私は確信している。
これからもその方針は曲げる必要がないと思った。

演奏後演奏者達に挨拶して、また再会を約してルンルン帰途についた。
いい表情してますねー。
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生原さんはロビーでファン達と会話中、桜色のシャツがおしゃれ。
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by tomiot3 | 2010-04-03 22:03 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)