梅雨って 本当は有り難い
霧深く 遠くに響く 作業ぶね
海も馬の背も駟酏山も見えない朝だった。
緑を深くしている砂丘草原もご覧の通り。
視界はせいぜい300~400メートルか。
水資源の供給源として梅雨がなければ我が国の季節感や風土は
全く違っていただろう。
森林や農耕に大きな貢献をしてきた。
日本文化の歴史に梅雨がなければ全く変わった展開をもたらしていただろう。
以前現役中の仕事も雪、台風、梅雨は大切な三大資源と見なしていた。
農耕に勤しむようになるとなおさらのこと降雨の有り無しが密接になってくる。
空梅雨でも困る。でも長雨は困る。
全く人間と言うものは身勝手極まりないと思う。
相変わらずの蒸し蒸しだが全く陽のさすことが無いので、
一昨日、昨日の様に噴き出す汗ではないが、
途中サクラへの支障木を伐ったりの作業もするので、
歩いた後はシャワーの世話になる。
夕刻、自転車道に又不法進入車有り、
注意する。警察権のない私人はただ相手の良心に訴えるのみである。
ド真ん中に駐めて携帯をかけていた。
“すぐ出て下さいね”携帯通話を終えたのかやがて去った。
もうこれで何件目だろうか。
進入禁止の表示がほとんど効力を発揮しない。
やっぱり厳しい規制が必要なのかも知れない。
パブリックという感覚が欠如している世相のこと、
基本から世を立て直さねば、それも緊急に。
それって一体何処が、誰がするの?
by tomiot3 | 2010-06-29 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)