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平和はまだ遠い

ヒロシマ 8時15分黙祷

潘基文国連事務総長は2020年までに核廃絶を実現すると表明した。
広島市長は格調高い平和宣言の中で核の傘をも否定した。
菅首相の挨拶はかっての小泉首相のそれよりも誠実であったが、
談話で核の傘の現実性を重視し必要と述べた。
そうであろうか。唯一戦争被爆国の日本の説得力を強化する考えると
核の傘肯定は大いなる矛盾をはらんでいる。
これは存在価値をみとめるものであって決して核廃絶への道に貢献するものではない。

アメリカの言う、戦争早期終結のために原爆を使ったという言い訳は
真っ赤な嘘であることが明らかになっている今でも
ある種情報操作されているアメリカ人の多くは、
根強くアメリカを正当化する人が支配している。
だから大使が出席しても語れないし、オバマも簡単にはヒロシマ・ナガサキを
訪れることが出来ない。

核兵器を考えた者、造った者、使った者たちは
悪魔の使者だ。と言うことを強調したい。
エノラゲイ機長の息子の談話がアメリカの考え方を象徴している。
馬鹿者あるいは愚か者!

彼等の信ずるであろうキリスト様はお許しなのだろうか。

吉永小百合さんの朗読会を我が地方の人々にも聴いてもらいたい。

by tomiot3 | 2010-08-06 21:34 | 平和 | Trackback | Comments(0)