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人と自然

いつものように日の出前に妻と共に家を出て
桜へ水やりしながらキャンプ場で帰り分の水補給をする。
そこで妻とは別れて、砂丘J-1地点に向かう。
そこで撮影と草取りをするのがこのところの定番になっている。
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ビターッと平らかな海、なんだか無性に潮騒うるさき荒れた日本海が懐かしい。
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少し遠くで二人の男性が撮影をしている。へーえ熱心な人達だ。
マイペースで草を抜いていると、“・・・さんですか”と声をかけてくる男性。
こんなところで固有名詞で声をかけられたことがないので、一瞬きょとん。
それを察してか“・・・です”
あーそうだ、・・・さんだ。
久松山や砂丘の写真撮影がライフワークの方で、自然観察への造詣も深い。
しばらく突っ立ったまま砂丘や海を眺めながら話を交わすことになった。
昔の砂丘のこと、スリバチのこと、草原化のこと、森林エリアのこと、
多鯰ヶ池のこと、砂丘道路のこと、・・・・短時間の間に良くもこんなに
話を詰め込んだものだ。
概ね同じ趣向の人との対話って飽きないね。
なんだかとても良い朝を過ごした満足感が我が小さな心を満たしてくれた。
どんな写真を撮られたのだろうか?

毎日同じことの繰り返しを言ってしまう残暑を超えた暑き毎日。
二度目もなるべく早く歩くようにした。
かってこんなペースは覚えがないが、結果的に悪くはない。
なるべく9時までに出発して陽射しの強まる11時までに帰着したい。
釣り船が五艘確認出来た
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青き湖面 
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オヤッあそこにもナラ枯れ、その向こうはゴルフ場だ。
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毎度の水やりもしながら2時間、10㎞余りの歩きだ。
今日も陽射しの柔らかい多鯰ヶ池探勝路、覚寺道を往復した。
この間にあった人はたった一人だった。
何度観ても飽きないこの景色、
[林間を 涼風かるく 汗ぬぐう]
気になるのは多鯰ヶ池に浮かぶ釣りボート、数隻浮かんでいる。
自然保護に本気ならとっくに禁止されているだろうに。
鈍感な行政だよな。などと思考を巡らす散策時の習わしだ。

夕方は水タンク積載の車で桜へのたっぷり水やりだ。
夕刻は歩く人もやや多く、水やりに汗していてもなるべく声をかけまいと
背中を通過して行く。一人だけ“ご苦労様です”

ほとんど記録的な猛暑、熱帯夜、寡少降水量、
一日たりとも水やりが欠かせないようでは留守に出来ないじゃないですか。

by tomiot3 | 2010-08-29 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(2)

Commented by riichi at 2010-08-30 11:59 x
8月もあと一日で終わりになろうかというのに、こんな暑い日が続
いて動植物に大変な影響が有ると思います。
この温暖化傾向が本当に人間の(私の)したことだとしたら、毎日
の生活を振り返って反省しなければなりません。

やっとお会いできて嬉しかったです。立ち話でしたがいろんな話が
できて有意義なひとときでした。
あれから、砂丘の中まで行って撮影しました。一緒にいた方は偶然にお会いした方でした。

これから日の出時間が遅くなるので出かけ易くなります。

又お会いしましょう。お元気で!
Commented by tomiot3 at 2010-08-31 08:11
いつかはお会いできるかなと思っていましたが、それが突然やってきてビックリやら嬉しいやらでした。昨日の雷雨でやや息を吹き返した植物ですが、桜はもとより数少ないナナカマドのダメージが大きくて今回の雨でも駄目だと思います。ただ生物の生命力に期待をしていますが。このところイノシシは当たり前、キツネまでも出没するようになりました。子どもの頃見ようと思ってもなかなか叶わなかったことがいとも簡単に実現する今に何となく不気味さを覚えます。
今度は何時お目にかかれますやら。楽しみにしています。