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ゲゲゲの女房の里を往く

それこそ身の置き所のない連日の猛暑除けになろうと、
安来市大塚まで凡そ片道2時間走った。
いわゆる安来から伯太川沿いに数㎞遡ると大塚集落に到着する。
ゲゲゲの女房の里の表示が至るところに出ているので大いに助かる。

このドラマがなかったら恐らく訪れることなど無かったろうに。
なるべく遠い駐車場からその街(村)の中心街へ、
驚くほど早く着いてしまった。

たちどころにこの大塚集落が鳥取県内では余り例のない
造りになっていることに気づく。
それなりのお堂、かっては賑わった街路、
曲がり角のお堂を過ぎると[ゲゲゲの女房の生家]がひょっこりいきなり現れた。
突き当たりがお堂
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由緒在りそうな古民家、今は酒屋さん、姪御さんが店番をしていらっしゃる。
ドラマでもそうだが、元は呉服屋さんだった。
決して豪壮な造りではないが、現実に使われているところが値打ちだろう。
[鶴瓶の家族に乾杯]で向井理が4月に、松下奈緒が先月末に訪れた
時のスチールが展示されていたりである。
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はす向かいのこの家が魚屋さんだった。
布美枝(布枝)が子どもの頃、実際に魚屋さんの自転車について
安来まで凡そ7㎞を走っていたという。
今は普通の民家になっている。
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生家の向かいは医術で名を馳せた華岡に学んだ元医師の家、
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隣が元造り酒屋で今[ゲゲゲの女房 ふるさと展]が行われている。
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ここでは縁の品の数々や建物自体が見聞に値する。
築130年と言われる古民家だが、当時の様々な工夫が面白い。
ここには案内の女性二人にお目にかかったが、心からのもてなしを感じた。
大塚という地名の由来と起源など詳しく教えて頂いた。

この街路の家々にはこの様な灯籠がぶら下げられている。
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この後訪れた安来市の至るところ[ゲゲゲの女房]一色だった。
お陰で全国津津浦浦からの来訪だそうな。

和鋼博物館に併設されていると言うよりもリニューアルかな
美術館とレストラン、続きに増設された図書館が面白かった。
ゆったりとしたスペースでのんびりと読書三昧している人々。
こうした風景は他でも見られるだろう。
ここでは椅子が面白い。
世界有名デザイナーの手になる椅子が当たり前のように置かれていて
何のてらいもなく普通に使用されている事だった。
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今回改めて出雲地区の文化水準や意識の高さに感じ入った。
今日は時間制限によりここらで終るが、
又の機会に大塚のことをより詳しくご紹介したい。

by tomiot3 | 2010-09-02 22:56 | 探訪・旅 | Trackback | Comments(0)