秋本番が駆け足でやってくる
日本晴れの砂丘、早朝から砂丘に足を踏み入れている人が居た。
水分を含んだ砂は適度に固まってとても歩きやすい。
風もなくたわーたわーと押し寄せる波、まことに平穏な砂丘、
相当南寄りになってきた日の出、朝の音楽が頭に鳴っている。
今度は10時頃Mizuと青空を仰ぎ見ながらのウオーク、
飛行雲が目立つ日だ。
ほとんどは西から東への白雲をつくっていたが、
一機だけ反対方向に尾を引かないで飛んでいる。
Mizu曰く、エンジンが止まっているんじゃない?大丈夫?
あれはね、高度が少し低くて飛行雲が出来ないんだよ。
それに飛行雲は排気の煙じゃなくて、
排気ガスが核となって空気がかき乱されて氷の粒が出来るんだよ。
Mizuは素朴、あるいは単純と言うのだろうか?
こんな他愛のない会話をしながら歩いていれば知らぬ間に歩数がカウントできる。
夕方はまた一人で歩いた。日没が早くなったもんだ。
18時を過ぎると夜の帳が急ぎ足で降りてくる。
西の空はうっすらの明かりだが、街の灯はすっかり明るくなった。
自転車道もすっかり足元が怪しくなった。
イノシシなんかと出くわさないように。
この時期は小鳥の啼きもせいぜいヒヨドリぐらいか、
セミはとっくに終わったし、コオロギが目立つぐらいになってしまった。
だんだん寂しくなる。
あとは実りの秋が楽しみだ。栗、象徴はなんと言っても大好きな柿だ。
by tomiot3 | 2010-10-02 21:21 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)