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秋風のロマンスは咲いたか 残照1

秋風のロマンスを終えて
昨日来の絶好の秋晴れに恵まれ
ダウラサロンはまさに秋風のロマンに包まれた。
30名近い人で熱気に包まれたサロンは二人の登場でパッと華やいだ。
秋風のロマンスは咲いたか 残照1_e0166734_20292351.jpgプログラムは中田小弥香さんのお手になるセンスあふれるカラフルにして、
しかも表紙ごめで14ページの豪華なもの。
僕はこんなに美しく作ったことがないので妬けちゃう。
表紙
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裏表紙(プロフィール)
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ショパンとシューマンの生誕200周年にちなんだ曲選定がされたが、
この日の注目はショパンの歌曲が取り上げられたこと、
《17のポーランドの歌》作品74より 
さらにシューマンの作品にも光が当てられ、シューマンの愛妻クララ・シューマン
の《6つの歌曲》作品13が紹介された。
これらは演奏される機会が少なく、これだけでも貴重な秋の日となった。
詩の一節を中田小弥香さんが朗読する。ふーむ無彼女にはこうした才能もあるらしい。
相変わらず達者な波賀美歩さんのピアノとともに中田小弥香さんのファゴットも
非常に能弁であった。
後半はお聴き馴染みの曲が中心となったが、二人のアンサンブルはすべて好調であった。

1時間余りの演奏の後は恒例のティーパーティー。
お二人を囲んでの和やかな雰囲気は夜の更けるのも忘れさせてしまった。
知らぬ間に予定時間を超えてしまったが、
皆様のお許しは得られたことと思う。

中田小弥香さんは地元八頭町、波賀美歩さんは愛知県名古屋がご実家、
羽賀さんは今回で六度目と言うからすっかり鳥取がお気に入りのよう。
彼女はフォルテピアノ(古楽器)奏者でもあるので、
以前から古楽器による演奏会を企画したいと話しているのだが、
肝心の楽器が鳥取には無い。
今日は編曲物が多く取り上げられたこともあるが、
彼女のピアノ又はピアノフォルテで歌曲もやりたい、
他の楽器との室内楽もやりたい、
そしてブランデンブルクの構想にまで話が発展した。

独り言
波賀美歩さんが鳥取に嫁に来てくれないかな。
そうしたらやれることが大幅アップするのに。


今ダウラでは、シャドウボックスの展示が行われている。
渋谷易代さんの作品展だ。
へーっと皆様驚かれる。絶対に一見の価値有り。
上記のホームページからブログにもいける。

不思議なご縁で、2008年にも今日のコンビのダウラサロン・コンサートの折に
この展示会があった。
偶然の一致だろうが、きっと何かの引力が働いている。

by tomiot3 | 2010-11-21 21:00 | コンサート | Trackback | Comments(0)