小寒
小寒
寒さが最も厳しくなる前触れなのだが、
ひょっとすると前触れどころではないかも知れない。
大寒は15日後だから1月20、その次はいよいよ立春だ。
今冬はまともな冬景色を何回も見ることになりそうだ。
「春への憧れ」モーツァルトの歌曲K596、
Komm Lieber Mai und mache・・ (コム リーベル マイ ウンツ マッフェ・・)
おいで、愛しの五月よ そして・・・で始まる
このリートは若き頃エリザベート・シュワルツコップを好んで聴いた。
先ほどはエリー・アメリンクのを聴いたが、いずれもコロコロ転がすような声で
いかにも春を待ち焦がれる気持ちがよく表現されている。
このメロディーを模したような歌が「早春賦」として歌われているのをご存じだろう。
春は名のみの 風の寒さや・・・
これは「春への憧れ」とピアノ協奏曲第27番テーマとそっくりである。
朝方はうっすらと雪を被っていたが、霙に近いものが弱く降る程度だった。
午後になると降り方が昨年暮れに似てきた。
ただ水分が多くてびちょびちょの道を歩くのは快適さに欠ける。
砂丘も又ほぼ真っ白に化粧直しをした。
松林はこの様に悲惨な状態、松って粘りのない樹だから簡単にポキポキ。
自転車道沿道の枝振り良好の松、枝を間引いてやらないとと思っていたがこの様な状態に。
歩道はどこもかしこも除雪から除外されているので、
車道の縁を歩かざるを得ない。
ひたすら運転者の良心と寛容さと注意力に期待するのみである。
大抵は避けて通ってくれるのだが、スピードを落とさずに駆け抜ける車がほとんど。
ビシャッと来る。やさしくないな-!
国も県も市も車にのみ優しくて歩行者に優しくない。
砂丘近くを歩いていても全く歩行者への配慮は皆無である。
たまたまながら県外者にも出合うことがあるが、決して良い印象は持てないだろう。
だから観光重視も口先だけのことと思えてならない。
まあ少数は切り捨てというところだろう。
by tomiot3 | 2011-01-06 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)