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水戸室内管弦楽団と小澤征爾

今日の らららクラシック で小澤征爾と水戸室内管弦楽団が取り上げられた。
今年一月の演奏である。
モーツァルトの第35番ハフナー交響曲、
ハイドンのチェロ協奏曲第一番が紹介された。
チェロは小澤征爾から絶大な期待を寄せられている宮田大だった。
番組にもゲスト登場していたが、まこと期待通りであることを
自由闊達でメリハリの効いた演奏から窺えた。

水戸芸術劇場を遠路はるばる訪れたのはついこの間の様に思っていたが、
実は十数年の月日が経っている。
その時は小沢征爾では無く、ピアニストのゲルバーによる弾き振りでモーツァルトを聴いた。

水戸室内管弦楽団は、先日他界された故吉田秀和氏が初代館長就任のお祝いとして、
小澤征爾音楽監督と共に水戸にプレゼントされたもので、当時大変羨ましい思いをした。

水戸室内管弦楽団は長らく他都市への遠征はないものと思っていたが、
やがて東京への進出、そして大阪への進出とその活動の場を広げていった。
大阪フェスティバルホールにおける大阪公演は勿論聴きに行ったし、
東京公演も幾度か耳にした。幸せ一杯な話ではないか。

今の小澤征爾は楽章間は一旦腰を下ろさねばならないほどだが、
一旦演奏が始まるとテンポなど緩む気配など一切感じられない。
凄いことだなー!

音楽を生で聴く感動とは異なるが、こうした光景に熱くならないでいられましょうか。

後進の指導には依然として情熱を注がれるマエストロ小澤征爾
いつまでもいつまでもよろしくお願いします。

by tomiot3 | 2012-06-17 22:40 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)