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小澤の決断

とうとう離党の結論を出した。
他に方法は無かったのかという一縷の疑問を感じながらも
ずーっと言ってきたことを実行したまでともとれる。

民主党に期待し、裏切られ続けて、野田政権にもしやと期待したが・・・。
東日本の復興の遅れについて余りにも多岐に亘る事項に満足なものが見当たらない。
原発への姿勢も後退と読める大飯原発再稼働の決定、
これでは自民党的或いはそれ以上では無いか。

消費税に至っては何も民主党が約束を破ってまで持ち出すことは無かったと思う。
熱々の火中の栗を拾う馬鹿者と力説したい。

税と福祉は避けて通れないくらいのことは分かっている。
だが敢えて言う、構想だけにとどめるべきだったと。
これでは自民党的或いはそれ以上に自公の思う壺に塡まったことになる。
経済政策全般の再構築の中で語って欲しかった。
世界経済の混迷をも視野に入れると、
たかだか消費税の10%など吹っ飛んでしまうかも知れない。
EU諸国並みの高税率でも国民が納得している国とはまるで透明感が違うのだ。

震災復興、エネ対策、原発対策どれとても及第点にならない。
それほど人材が払底していたのか、それとも生かし切れなかったか。

そのくせ三新幹線の着工等矢継ぎ早やな事業にゴーを出した。
3兆円、いやきっと増工になるだろう。
新幹線と経済効果の説明位して欲しかった。それが例え嘘っぱちでも
こちらで判断するから。

コンクリートから人へ 早や死語ですな。

国民に幸せをもたらす青い鳥はいずこ。

by tomiot3 | 2012-07-02 21:00 | 多論好論 | Trackback | Comments(0)