小林秀雄曲集への想い

先日、作曲家の小林秀雄先生から丁寧で心温まるお手紙を戴いた。
そして今日は来鳥の折の写真をメールで送って下さった。
本当に有難うございます。

眠っていた僕の脳の中から、小出しに作曲家小林秀雄先生の記憶が甦ってくる。
あの鳥取市民合唱団ステージでアンコールで弾かれたピアノ版「落葉松」の余韻。

歌曲や合唱曲の作詩は野上彰(1909-1967)である。
落葉松は軽井沢の自然を愛したた野上が昭和22年(1947年)に作った。あの近辺の景色は知っているので、一応の情景が浮かぶ。
小林先生は野上の死後昭和47年(1972年)に独唱曲として作られ、のち女声合唱曲に、混声合唱曲に書き換えて頂いたのは鳥取市民合唱団のためだった。手書き楽譜のフィルム状に焼いたものを送って頂いてコピーした。以降落葉松曲集を混声版として発刊された。

野上彰は東京オリンピック「オリンピック讃歌」の日本語訳をした人でもある。
オリンピック(五輪)旗の掲揚と降旗のときに演奏された。
あの光景は今もしかと覚えている。

落葉松の 秋の雨に
わたしの 手が濡れる
落葉松の 夜の雨に
わたしの 心が濡れる
落葉松の 陽のある雨に
わたしの 思い出が濡れる
落葉松の 小鳥の雨に
わたしの 乾いた眼が濡れる

小林秀雄先生の曲「伊勢志摩」、「優しき歌」「九州民謡によるコンポジション」など演奏経験が有る。
記憶が甦るにつれて、小林秀雄作曲の演奏が聴きたくもあり、演奏したくもある。
日ごとこの気持ちがだんだん高まるのである。
落葉松はソロも良いな。合唱も良いな。合唱は平コンで聴いてみたいな。
そう言えば平コンの平松剛一先生はどうしていらっしゃるだろうか。

来年はとっとり楽友協会の20年目、再来年は20周年、
体調を整えて何か役立つ企画をしてみたい欲求が昂ってきた。
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by tomiot3 | 2012-07-21 21:00 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

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