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鳥取は良いところか

台風17号も紀伊半島をかすめ中部地区に上陸、駆け足で去って行った。
猛烈な風とゲリラ的雨、これは最近の気象の特長だ。
風速60メートル、選の台風は70メートルが予想された。
昔の台風では35メートルと聞いただけでも、わー大変だと思っていた。
だから送電鉄塔や送電線の受ける風圧も安全率を乗じて、
せいぜい60メートル台の風速に耐えうるように設計されていた。
それが実風速がそれに迫り超えるようでは、
恐らく安念基準も改定されていることだろう。

それにしても鳥取県は風や雨の害、つまり自然災害の少ない県ではないだろうか。
有り難いことだ。
だから油断して良いというものでも無く、
あらゆる事を想定して準備万端怠りなくと行きたいところだ。

ただ島根原発事故を予想して、色々やっているようだが何か釈然としない。
使用済み燃料など放射性廃棄物の処理方法すら確定していない中、
原発運転が行われること自体異常だ。
放射能半減が10万年単位の話となると尚更身の毛のよだつ思いとなる。

今年は夏渇水の様相だったが、我が家の農作物や桜たちが被害を受けただけで、
上水の使用制限など一切なかった。

大東京とその衛星都市は水瓶の利根川上流ダムの流入量が酷い渇水状態になった。
利根川に矢木沢ダム以下七つのダムと渡良瀬貯水池、
荒川水系に四つのダム、多摩川水系に小河内ダムと村山・山口貯水池
異常状態の水瓶だが、矢木沢ダムは一時貯水率が5%第にまで低下した。
だから取水制限5%とか10%という情報が流れてきた。

お節介なことだが、台風17号が恵みの雨をもたらすかどうか気になった。
毎日何回かリアルタイム貯水池情報を見ていたが、
今回は貯水率が16パーセントまで上昇した。
たったのこれ位か!降水量が期待したほどでなかったようだ。
それでも降らないよりマシ。感謝ですよね。

四国が渇水の時は早明浦ダムのリアルタイム情報をしょっちゅう見ていた。

ちなみに関東一円には32のダムが在る。
ただし、これが全部水瓶と言うことではないが、ダムの効用と言えば、
渇水の時に際立ってくる。
元々僕は必要以上のダムの不要論者だ。
莫大な費用と自然破壊がつきまとうからだ。

多くのダムが耐用年数を迎えたときにどうなるか。
それ以前に堆積土砂の問題もある。

人間が文明生活を送るためには如何ほどの犠牲を図らねばならないか。
勝手気ままに資源を使い、エネルギーを使っても良い事への抑制は必要かも知れない。

それにしてもこの素敵な鳥取県も決して良いことばかりではない。

福井県は四個所の原発に15基の原子炉(もんじゅを含む)
5個所の原発ともんじゅ。
関西圏の電源として60%を賄っていると自負している。
それで福井県は潤っているから原発様々、大飯原発運転再開に付いても知事は熱心だった。
事故は絶対に起こらないという自負がおありなのだろう。

これは僕の推察だが、
日本で暮らしやすい都道府県では福井県はトップないし次点を維持している。
へー凄いなー、幾度も福井県に足を踏み入れている。
悪いところでは勿論ないが、
本当?何故?と言う疑問がなくはない。

邪推、ひょっとしたら沢山の原発を抱えているので、
ひょっとしたら、とても素晴らしい県だという宣伝操作が行われた?
と最近の原発狂想曲で邪推するに至った。
















  

by tomiot3 | 2012-10-01 20:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)