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音楽へのアプローチ

今日ある人の小澤征爾指揮、バッハ「マタイ受難曲」の話を興味深く聞いた、
小澤征爾指揮、サイトウキネンオーケストラの演奏、合唱団はオペラシティーだろうか?
DVDを鑑賞されたらしい。

マタイの演奏について、
サイトウキネンというオーケストラがDNAの一緒の人が演奏している感じだとか。
マタイの先が読めるような演奏だった。

この様な表現が出来る人ってそうは居ないなーと感心しながら拝聴した。

或いは小澤征爾とボストン・シンフォニー定期を聴かれた話なども、
この様な人はそうざらにいらっしゃるものではない。
例えばベルリオーズの幻想交響曲、同じ曲を色々の指揮者で聴いたが、
同じボストンでも出てくる音が違うとおっしゃる。
小澤征爾のは、音の構成というか、輪郭がよく分かる。
これらは数分間の会話だった。

小澤征爾は幻想を得意としている人だし、一度生で聴いてみたかった。

僕も小澤征爾の演奏は、それなりに聴いている。
サイトウキネンは勿論だが、新日フィル、ウイーンフィル、
水戸室内管弦楽団、オペラも幾つか聴いているので
まあ自慢できるほうだ。
そして僕は僕なりの感じ方で聴いてきた訳だ。

けれども今日の話をうかがって、ふーむこういう聴き方も有るものだと
感じ入った次第だ。
今後の音楽へのアプローチの大いなる指針を戴いた気分だった。

音楽って奥が深いよ!!

by tomiot3 | 2012-10-02 21:00 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)