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美形の共演

棚橋恭子アンサンブルシリーズ
『フルートとハープで描く音の風景

見るからに楽しげなコンサート、聴くほどに味わいのあるコンサート

6月1日(土) 14:00開演の昼公演 18:00開演夜公演
料金はいずれも一般2500円  高校生以下1500円
会場は鳥取教会

棚橋恭子さんは勿論鳥取出身、愛知芸大時代の良き仲間に恵まれ、
この様なコンサートが企画できるのも、
彼女の幅広い人間性に裏付けられた活動に有ると思う。

会場の鳥取教会は決して大きくないが、この類いのコンサートにはピッタリだ。
「フルートとヴィオラとハープ」と言うコラボは異色のようでもあるが、
実はハープとフルートの音色は優雅さを演出し、ハープと弦楽器(今回はヴィオラ)の
音色は非常に相性が良い。
いわゆる撥弦楽器とメロディー楽器の融合は豊かな音色を醸し出す。
ハープそのものが優雅な楽器、かのマリーアントワネットが、この楽器をこよなく愛し、
この時代に楽器としてのハープが飛躍的に進歩した。

ハープとフルートについてはモーツァルトのコンチェルトをご存じでしょう。
得も言われぬ優雅さに満ちていますね。

この度のチラシの表面、背景のモネの睡蓮がピッタリ。
ドビュッシーの「月の光」と「フルートとヴィオラとハープのためのソナタ」を意識してのデザインっだろうか。
ドビュッシーとモネ、共に印象派の代表格、モネに至っては日本の浮世絵に心酔し、
睡蓮の庭園も完全にオリエンタル情緒漂うもので、どちらが先かは別として、
ドビュッシーの音楽も当然のように、東洋の日本への憧憬がうかがわれる。

ハープの本格演奏は我がとっとり楽友協会も一度やったきりで随分ご無沙汰。
その意思はあるのだが、楽器搬送や奏者のことで実現していない。
その意味でもこの度は期待が大きく、大いなる楽しみとして6月1日が待ち遠しい。
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チケットはとっとり楽友協会でも扱っています。下記にご連絡ください。
メール gaku08@shirt.ocn .ne.jp
携帯  gakutani1213@docomo.ne.jp
090-3179-4604

by tomiot3 | 2013-04-14 14:01 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)