酷暑が続く 8月15日がやってくる
少しましな朝がとても嬉しい。
ちょっと空気が軽やかだけがこれr程までに朝の気分に影響する。
今朝はペットボトル4本携行、弱いものから先に水やりをする。
朝日のぎらぎらは、今日もたっぷり照らすぞと言っている。
早朝から馬の背に・・・ずらりと並ぶ。
日曜美術館「版画家 彫刻家・浜田知名・95歳のメッセージ」を見ながら、
この砂丘で這いずり、あえぎながらかけった鳥取四十連隊の兵士の姿が重なる。
浜田は1917年生まれ、我が生誕の1938年、その前年に日中戦争が始まった。
浜田は初年兵で中国戦線に送られた記憶が、「初年兵哀歌」シリーズで戦後発表された。
人間扱いで無い自殺を考える初年兵の苦しみ、
中国戦線での日本軍の残虐行為などが作品に顕されている。
自画像でもある兵士の自殺しようとするシーンなど訴える力に圧倒される。
戦争のむごさ、非条理を考える8月15日が間もなくやってくる。
浜田は郷里熊本で95歳、今なお制作を続けている。
中国戦線の山道をとぼとぼと行軍する日本兵の隊列を記憶を辿って描いて居た。
戦争というものは勝った負けたで片付けてはいけないと思っている。
その行為そのものが非人道となる。
by tomiot3 | 2013-08-11 21:26 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)