ススキは秋のしかけ
今日は夏の気候にちょっとバック。
もやもやとした天候に夏の汗をかく。
間もなく彼岸、それに中秋の名月と秋の舞台装置が揃う。
この間から気になっていた。
この時期になってもススキの穂に気付いていない。
夕方、確かめのウオークをした。やっぱり無い。
異変なんだろうか?
昨秋の痕跡が残っているが、今年のススキの穂が出る形跡が見えない。変だ!
あーそうか、旧暦で無いとだめなんだろうか。
それにしてもまったくとうにも?
路傍でこんなキノコがむっくりしていた。
まるでマシュマロだ。マッシュルームならほっとかないんだけど。
夕どきの秋の空、でも気候は夏に逆戻り。
ススキは秋の七草のひとつ。
「秋の七草」は、山上憶良が万葉集の歌で選定し今に至っている。
気の遠くなるような昔の話だ。
「秋の野に 咲きたる花を
指折り(およびをり)
かき数ふれば
七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴
朝貌(あさがお)の花」
万葉集
山上憶良
(やまのうえのおくら)
萩(はぎ)
薄(すすき)
桔梗(ききょう)
撫子(なでしこ)
葛(くず)
藤袴(ふじばかま)
女郎花(おみなえし)
by tomiot3 | 2013-09-11 19:31 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)