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開戦の日に思う

太平洋戦争開戦の日、真珠湾攻撃で始まった4年間の途端の苦しみ。
戦争が始まるプロセスというのは基本的に今も昔も変わらないと思う。
国益、公共の声が高まる事は重要な課題だ。
国益の前に基本的人権が踏みにじられ、国民は真実を知る権利、
もの申す権利を剥奪される。
それ以前に言わなくなってしまうだろうが。
今回の強引な特定秘密保護法への反対の声が各地各方面から上がっている。
にもかかわらず多数欠原理で押し切った。
国民の声は全く届かない風だ。
こう言う結果を招いた根源は我々国民にあるといえる。
今日有ることは自民党に政権を委ねた時に結論が出た。
公明党のブレーキは全くなきがごとし、自民党にも良識有る政治家がいなくなった。
つまりリベラルの政治家が現れなくなった。
安倍、石破という自分の力を誤解した政治家が実権を握ったこれからの日本には、
次々と憂いべき事が起こるだろう。
もっともらしく言うことが一番警戒すべき事だと国民が気付くかどうか。
これから4年間の日本の変化は想像に難くない。

戦前の秘密保護法に国民は黙し屈服した。
同じ事を繰り返すしては成らない。
一人ひとりが声を上げることが最大の効果を発揮する社会であって欲しい。
国家に於いても一地方の鳥取に於いてもこのことが問われている。

国民の声には特定秘密が必要だという人も入る。
その殆どは国益に関連してだろう。
だがよーく考えると、国益って何だ、その代償の方が如何に重く大きいか考えて欲しい。

今日は戦争を二度としては成らないと誓った一人の男が決意を改める日でも有った。

by tomiot3 | 2013-12-08 20:54 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)