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不謹慎な 期待はづれ

台風8号、備えあれば憂いなし。
鉢が倒れないように、危なげな物は風のなるべく当たらない場所へと、
それなりに備えていた。
ところが超大型台風も九州、四国と通過するに従って、
衰え著しく、スピードアップして19時過ぎに和歌山に再上陸した時点で988ヘクトパスカル、
最大風速25メートル。
明日の午後には温帯低気圧になると予想されている。

梅雨前線への刺激で、集中的な雨をもたらし、山形はじめ各地の被害が甚大だった。
長野県南木曾の山津波ではいたいけな男子中学生が亡くなった。

鳥取という地方は、災害が起きにくい地域、或いは地勢に守られているようだ。
今回に限らないが、散々脅かされた挙げ句、肩すかしを食らうケースがまま有る。
今日も不謹慎にも、“期待はづれだった”と言う会話があった。
私自身も本来良かった良かったなのだが。
と思う反面、妻に“たいしたことなかったね”などと不足そうなことを言ってしまった。
これも吟味すれば不謹慎なコトバだと自らを戒める日となった。

まともにやられたら、農作物への被害も甚大であるし、先ずは喜ぼう。
各種災害は、予測を超えたところに潜在しているから、備えに怠りがあってはならない。
言うに及ばずである。
これを戒めに、台風8号のしめとしよう。

余談
気圧の単位はヘクトパスカルと呼ばれている。
いつからこうなったか?
以前はミリバールだった。これはCGS単位系の時代のこと。
つまりセンチメートル、グラム、秒の単位系のこと。
電気工学では早くからMKS単位系、つまりメートル、キログラム、秒の国際単位系に切り替えられていた。
その後、気圧単位も国際単位系のヘクトパスカルになったという訳。

by tomiot3 | 2014-07-10 21:22 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)