一寸法師の館

田村虎三と言えば、永井幸次、岡野貞一と共に、わが県を代表する童謡・唱歌の作曲家。
出身地は岩美町、その生誕地に「一寸法師の館」が在るとは聞いていたが、まだ見参したことが無い。
  大こくさま きんたろう はなさかじじい  うらしまたろう 大江山 したきりすずめ
  大寒小寒 うさぎ せみ 虫の楽隊  小さき星
  青葉の笛 妙義山 うぐいす とんぼつり 海辺 虹 
  おひなさま 菊の花 山陰鉄道唱歌
  お月さま     

そぼ降る雨の午後、岩美町の蒲生地区に在る「一寸法師の館」に行ってきた。
開館してから既に11年になると聞いたが、9号線沿いのその館に一度も立ち寄ったことが無かった。
実は明確に何処に在るかもおぼろげであった。
道に沿って田村虎三の表示がるのは知っている。
そろそろかなと思った時には既に行き過ぎていた。
廃校の蒲生小学校体育館が見えた時は既に遅かった。
要するに道路の上り側には、見える標識は無いのだ。

玄関入り口に6月6日の棚橋恭子、中島寄恵、湯浅いづみさん弦楽トリオのポスター。
入ると田村虎三ゆかりのリードオルガンが迎えてくれる。
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案内して下さった女性職員にちょっと小言。
“京都方面に向かう側にも標識を出して下さい”
女性職員は言った。
“行き過ぎて蒲生トンネルをくぐって兵庫県側に行った人も居ます”
わが家からは距離にして22㎞、所要時間は25分くらい。
遠くは無いが距離感が・・・

さて、館内を見せて頂いた。
ピアノの形状を模したホールは、集成材のフレームもがっちりで天井も高く、
見たところは素敵な空間だ。
ホールに入ると直ぐに分かる。
響きがお風呂的だ。
形が変形なのでフラッターエコーとまでは行かないが、
壁材が均一で、吸音によるコントロールが為されていない。
だから響きはある賀・・・になってしまう。
キャパがせいぜい200程度だから、お客さん沢山入ると吸音体が増えて、
全体として豊かな響きにはならないだろう。
吸音と反射という音の性質をわきまえて設計施工されていない。
県費で造られたそうだ。
見てくれは良くても、同じお金を使いながらノウハウが活かされていませんね。
もう一つ、天井の水銀灯は頂けない。
点灯に時間がかかる。一旦消灯すると再起動に時間がかかる。調光ができない。
消費電力がかさむ。などなど、改修にはそれなりのお金はかかるが、維持費はおそらく10分の1位にはなる。
わらべ館のイベントホールもそうだ。響きは反対にすごく少なくて、やはり水銀灯もネックだ。
響かないのは難しいが、響きすぎているのは直す手立てはありますよ。とだけ伝えた。
ステージ側
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                      反対側
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この館から何百メートル上手に蒲生小学校廃港跡がある。
現在は体育館と野外ステージがしつらえられている。
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もうちょっとデザインが考えられなかった?
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少し遠景に一寸法師の館。
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近くの山に目をやると、今山桜が花盛り。
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by tomiot3 | 2015-04-19 20:51 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

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