人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スマフォと前頭葉

ラジオをなんとなく聴いていて、前頭葉とスマホ、子どもとスマホのことに耳がそばだった。
子どもの時のスマフォは前頭葉の発達に差し障りがあると言う内容だった。
前頭葉は25歳くらいまでは発達し続けるそうだ。
最後の決め言葉は「スマフォをやめますか 人間をやめますか」だった。

ネットで調べると信州大学長が入学式で「スマホをやめますか 大学をやめますか」が見付かった。
学長のスピーチの一部を転載すると。
スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホの「見慣れた世界」にいると、脳の取り込み情報は低下し、時間が速く過ぎ去ってしまいます。
 「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」 スイッチを切って、本を読みましょう。友達と話をしましょう。そして、自分で考えることを習慣づけましょう。自分の持つ知識を総動員して、ものごとを根本から考え、全力で行動することが、独創性豊かな信大生を育てます。

この件でどうやら信州大学長と奈良県立医大学長が論争しているだ。

信州大学長の前後を読み解くと、決してスマホを全面的にやめなさいと言っているようでも無い。

今後の脳科学界、精神医学界などで本当のところが解明される者と期待している。

前頭葉の発達障害の有無はともかくとして、わが国のスマホ依存症は深刻では無いかと感じている。
先般の東京での電車内ではモクモクと片手でスマホを操作している様子に異常さを感じた。
それがあちこち、どの電車でもそうなのだから驚きだ。

スマホ以前の携帯を含めたマナーに至っては最悪では無いか。
先日ウオーク中の出来事。
対向してきた軽四ワゴン車、運転手の腕がだらりと外に出ている。
こうした運転手は多く居るが、更に驚いたのは左手は携帯を耳に当てていた。
詰まり手放し運転なのだ。
その数十メートル先はかなりの左カーブなので当然ハンドルを持っただろうけど、
どうかと思うひとこまだった。

かく言う私もスマフォとタブレットとPCをつかっている。
ただし、ゲームなどアプリは一切やらない。
電話、メール(頻繁に使わない)、ブログ、Fb、ワープロ、写真整理、
文書管理など無くてはならない存在となっている。

パソコン、スマフォ、タブレット、20世紀から21世紀にかけてこれらを開発し発展させた人々は偉大かもしれない。
しかし、弊害までは考えて居なかっただろう。
ひとえに利用する人間として便利さと弊害の両面をコントロールしきらねば、弊害のみが際立つことになる。

by tomiot3 | 2015-07-07 17:49 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)