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電梯(エスカレータ)事故にびっくり

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中国ではエスカレータを電梯(でんてい)と言うんだって。
相次ぐ事故が報じられた。
幼児をつれた母親が登り切ったところで踏み板が外れて、駆動機に巻き込まれ死亡。
近日には清掃員の男性が足をはさまれ、ふくらはぎから下を失う事故。
中国には現在360万台のエスカレータが有って、ここ20日間で6人死亡、2年間で90人超の死亡事故が有ったそうだ。
機械に故障・事故は付きものだが、ここまで至るのは異常と言う他はない。

中国の公式データによるとエスカレーター、エレベーター共に世界トップの生産量。
1980年頃から使用が始まって、僅か30数年でトップとは。
中国は様々な分野で世界一、鉄道車両も・・・。性能をいぶかるのだが、兎に角廉いんだって。
今回のエスカレーターも勿論中国製、製品の性能のこともあるだろうが・・・、
当然のように三菱など国内企業も中国進出している。
おそらくメインテナンスの体制と技術が不備で、安全意識が薄いのが大きな原因ではないか。
従って、しばらくはこの様な事故はまだまだ起こり得る。

日本のエスカレータ使用のマナーとして、
東京では右側を空け、大阪では左側を空けて急ぐ人が歩けるようにしている。
手すりをキチンと持って乗ることも奨められていると思う。
装置の故障のことは勿論、動体上で更に動く身体的不安定による危険性もあるだろう。
しかし、エスカレーターそのものは、じっと立った状態を維持するのが安全という。
そもそも動く階段を歩くようには設計されていいるんだろうか。
たしかメーカーサイドでは歩くことを奨めていないはずだ。
水平方向の動く歩道でも、じっとしている人は少ないけどね。

by tomiot3 | 2015-08-04 09:25 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)