皇后様のピアノ演奏 続報
先にブログに載せた皇后様のメンデルスゾーン/ピアノトリオ演奏は以前の演奏だった。
昨日の演奏はイタリアのソプラノ歌手ジェンマ・ベルタニョッリとの共演で
R・シュトラウス/あした を演奏された。
天皇・皇后は草津国際にはほぼ毎年いらっしゃっているが、ピアノ演奏されたのは二年ぶりだという。
柔らかなタッチ、ドイツ語の歌詞の意味を十分理解され、演奏に臨まれたという。
使用ピアノはベーゼンドルファー
歌に寄り添うような慈愛に満ちた演奏だった。
演奏後、次の様に語られた。
公務に差し支えのない時は数時間練習されるそうだからうなずける話。
天皇のチェロと、或いは一家で、と音楽を楽しまれている。
時には著名な音楽家を皇居に招かれて鑑賞やら、共演やらをなさっている。
私の知っている演奏家では、ウイーン・フィルのコンサートマスターのキュッヒルさん、ホーネックさん、
そしてピアニストの梯剛之さんからそうした話をうかがった。
私も東京のコンサートで両陛下で二度、或いは皇后様単独で一度、
ご臨席コンサートを味わった。
音楽を通しての国民へのやさしいメッセージが聞こえてくるようだ。
by tomiot3 | 2015-08-28 16:26 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)