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痛恨 選挙結果

野党は誠一杯の抵抗をしている。
安保法制は多数決原理で十中八九可決されるだろう。
憲法違反であろうが、理屈が屁理屈であろうが安倍内閣は、
国民の声に耳をふさぎ、アメリカとの約束を重視する。
国会は衆参両院共与党が過半数を占める以上、物理的に野党の抵抗には限界がある。
このことは選挙の結果がもたらしたもの、言い換えれば国民の選択によるものだ。
真に国民の意志を尊重するに政権ならば、問題が無いのだが、
事今回に至っては、憲法違反であることを良識有る学者、芸術家、法曹界、
そして国民がいくら唱えても、結果的に無力であることを思い知らされた。

しかしである。
今回の国中を巻き込んだ安保法制(戦争法案)反対の狼煙は、決して無駄では無かった。
今まで声を上げなかった人々、無関心であった人々をも奮い立たせたからだ。
高校生をはじめ、大学生たち若者や一般の主婦の決起は与党の輩への脅威となっているに違いない。
ことに高校生や大学生が目覚めたことは、後々の政党支持にも繁栄される。
非選挙権年齢を18歳に引き下げたが、政権にとって悔やむ結果を招いた可能性が大となった。
このもくろみの主眼は憲法改正に有った訳だから、安倍首相の隠されたもくろみを崩壊に導くことになる。
むしろ墓穴を掘ったことになるだろう。
当面の来年の参議院選挙に向けて自民党・公明党ほか準与党に苦い思いをさせねばならない。

もう一つ憲法98条の砦が有る。

アメリカは戦後70年の間にどれだけ戦争を仕掛けてきたかお分かりだろう。
アメリカが日本を守ってくれるというのは全くの幻想の何物でも無い。
むしろアメリカの行動に付き合わされて、勝っても負けても悲惨な戦争にお付き合いするだけだ。
一部の安保法制賛成論者は国民の命を守るためと主張したが、何処にその根拠が在るというのだろう。

国有化を宣言して以来の尖閣諸島、集団的自衛権を云々する前にどの様な手立てを打ったと言うのだ。
中国の艦艇や漁船に我が物顔でうようよされ、日本の漁民は駆逐されて、
漁業の成り立たない漁民が現実に居るではないか。
国民の生命財産を守るとのたまうが、先ずは漁業権を守ってみよ。
実質実行支配されつつある尖閣を米国が守ってくれるか?ノーである。
むしろ米中はお互いにけん制しながらも接近しつつある。

狼煙を上げよう 反自民!。
ほんまもの民主主義を守らねばならない。
米国の属国には成りたくない。
沖縄基地問題も米国の属国であるがゆえだ。

若し、不成立に追い込まれたら・・・・
東京新聞最新情報 

安保法案が参院特別委で可決 野党、内閣不信任案提出へ

2015年9月18日 01時38分

 歴代政権が認めなかった集団的自衛権の行使を解禁する安全保障関連法案は17日の参院平和安全法制特別委員会で、与党などの賛成多数により可決した。与党は、民主党など野党が審議打ち切りに反対する中で採決を強行した。参院本会議に緊急上程し、18日成立を狙う。民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は国対委員長会談で、内閣不信任決議案を衆院に共同提出する方針を決めた。閣僚の問責決議案なども提出し成立阻止へ抵抗を強めた。

 法案は、民主党が提出した鴻池祥肇委員長(自民党)の不信任動議を与党などの反対多数で否決した直後に採決された。

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by tomiot3 | 2015-09-18 03:05 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)