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ヴィヴァルディは四季だけ?

イタリアンミックス!を待つ Ⅰ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)と言う人はイタリアのヴェネツィアに生まれ、
ウイーンで没した。
父親は理髪師でヴァイオリニスト、ヴィヴァルディは父から教わった。
今の時代ではなかなか考えにくいが、当時はこうした人たちが結構音楽をしていた。
ヴィヴァルディは25歳で司祭になったが、赤毛だったので、赤毛の司祭と呼ばれている。
赤津さんも書いてらっしゃるように、当時の音楽家はあちこちと旅をしていた。
ヴィヴァルディもご多分に漏れずヨーロッパ中を旅し、ウイーンで没することになった。
非常に多作家で、協奏曲は500曲以上、ヴァイオリン協奏曲、フルート協奏曲、複数楽器の協奏曲など、
さらにオラトリオ、オペラ、宗教曲などなど。
宗教曲ではグロリアが好き、CDも揃えている。
“調和の霊感”“海の嵐”なども有るのだが、外来の団体はほとんど“四季”の演奏をする。
日本の聴衆に合わせているようだ。
ちなみにわたしもアカデミー室内、イ・ムジチなどなどで聴いている。
長岡京室内アンサンブルの演奏もインパクトがあった。
やっぱり聴きやすくて、分かりやすくて・・・名曲なのか。

この度の赤津眞言さんのセレクトでは、“ヴァイオリンとチェロのトリオニ短調”が取り上げられている。
今回シリーズで演奏される全容がまだ分からないので、まだ有るかもしれない。
ある程度の曲の正体を知りたいのだが、なかなか難しい。
やっぱり12月4日までのお楽しみとなるか。



by tomiot3 | 2015-11-11 20:52 | コンサート | Trackback | Comments(0)