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チマキづくり

今日は雨の心配ご無用、午前中に笹採りに行く予定を実行。
わが家から20キロ近く走ると標高400メートル位のミニ高原だ。
放牧場も在るし、田舎風景そのもの。
10年以上も笹を採りつづけた場所。
それにしても到達するまでの道の周辺の景色が随分変わった。
高原畑が次々に休耕地になって、雑草が生い茂る哀れを晒している。
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例年、この時期には、笹採りの先客があるのだが、
今年は全くその気配がない。
そうか、 旧の端午の節句は6月9日だから、ちょっと先行したのが幸いしたようだ。
いつもより立派な笹が、ぐるりと360度回転すれば、たちどころに手のひらにしっかりと笹の束。
しかし、笹ブッシュを進むのは結構体力が要る。そして背丈を20センチくらい上回る笹笹。
倒木、イノシシの掘った後、それにどうやら人様が掘ったとおぼしき深い穴。
足を取られ、ひっくり返りそうになりながら悪戦苦闘、それも30分ほどで修了。
首筋、腕と手の甲が笹にかぶれて痒くなった。
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今まではこの類いの穴もイノシシと思っていたが、どうやらこれは人が掘ったと思われる。
なんのため?山芋かも知れない。
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笹場の向かいは、知人の共同農園だった。
数年前までは立派な野菜が造られていた。
今はブルーベリー畑のみが生きている。
もともとココでの笹採りが元祖だった。するとどうやら向かいの方が笹が良質だと分かった次第。
                  ブルーベリーが鈴なり
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           かっての今頃は夏野菜が一杯だったのに、今はクマザサだらけ。
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                 ここもそうだ。ワラビなども採れた。
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帰りも曲がりくねった山道を下る。遙か彼方に鳥取の市街地を望む。
そして、この山地に立派なお屋敷が。
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帰り路、湊屋さんに寄って、まきの粉を2キロ仕入れる。
今までのところ、このおうちの粉が一番。
持ち帰った笹の捌きがこれまた大変、こんなに沢山、短時間に採ったものだと自己評価しながら。
腕の裏、柔らかい皮膚がかぶれまくった。
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巻加工は全て妻にやってもらった。私は団子を捏ね、丸めて一番葉に包む、まあアシスタントだな。
そして蒸し上がった。
1個づつ試食、ほんのり砂糖添加で、妻の合格点。
今日はここまで、明日は砂糖無添加を少しつくる。すでにまきの粉は捏ねて寝かした。
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by tomiot3 | 2016-06-06 20:32 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)