祝 いのちをつないで
大江の郷
大江といえば辺鄙な山村というイメージだった。
いまや全国ブランドの体をなしているかのようだ。
天美卵は以前から全国ネットで名を成していたところ。
ホットケーキなどを売りにcocogardenがオープンしたのはいつの頃だったか。
あれよあれよという間に急成長して、一段と高い位置に大江の郷テラスがオープンした。
6月からは二階が本格稼働、まさにテラスの出現である。
お子息に自身の腎臓を提供し、双方が今は正常にお暮らしだ。
母親の愛は強し!
そこで友人有志により、ここガーデンで昼食会を催した。
ご夫妻と4人、合わせて6名のささやかな食事会。
11時半からの予約、少し早めに現着だったが、広大な駐車場は既に3割方埋まっている。
ココガーデンとの分散になるのだろうが、待機している間においでの方たちで二階テラスが埋まりだした。
メインは鹿野の地鶏のソテーにした。
胸肉はあっさりとした触感、すこし岩塩でも振りかけたくなる薄めの味付け、
好みではハーブ類で味付けにプラスしたい。
パンは一階のコションドールのもの。
リーズナブルでこの雰囲気、これなら受けるわ。
チラッと高級感。
空間の余裕がそうさせている面もある。
何処かの美術館構想、無駄を省いて機能重視になりつつある。
雰囲気のない市民会館の前にコンクリートの塊にでもなったら最低だ。
こんなのには魅力など有ろう筈がない。
ダイキンアレオ青谷なども空間の魅力だ。
キープ時間は75分、だから11時半から0時45分まで。
元々、打ち解けた仲間だから普段通りの会話が飛び交う。
悪口とか非難めいたことなど一切無し。これが良い。
終わり頃には、ほぼ席が埋まる状態に。
廊下には待機のお客さんが待っている。
県外ナンバーも有ったが、圧倒的には県内車、
どこから湧いてくるのだろう。
そして来客の大半は女性また女性。
世はまさに女性天国だ。
我々のテーブルは男性4人、珍しい光景であったに違いない。
自然に囲まれた山里、そこに忽然の近代施設、
違和感とサプライズがない交ぜの不思議さが魅力になっているのだろうか。
お二方、多分喜んで頂けただろう。
併せて仲間の健康を願っての佳き日となった。
山あいの郷はしとしと、落ち着いた昼下がりだった。
by tomiot3 | 2016-06-29 19:02 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)