なぜ 投票率は低いか
投票日から2日経つと、情報が整理されてきた。
どうやら投票率が芳しくない。
笛吹けど踊らずの国民が余りにも多すぎる。
18歳以上選挙権付与も思うほど政治への関心を引き出せなかった。
18歳51%、19歳39%は一体何を物語っているのだろう。
鳥取県も島根県と合区で過去最低の投票率を記録した。
初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県で投票率がいずれも過去最低となった。
合区により、
高知県で地元出身の候補者がいなかったことなどが影響したとみられる。
鳥取県でも立候補者は居たが、鳥取県よりもより保守性の強い島根県との合区は、
選挙民に計り知れない空虚さを道伊比井多様だ。
3県の投票率は、
高知が45.52%、
徳島が46.98%、
鳥取が56.28%だった。
合区という間に合わせ的な、ある意味無籍任な数字合わせ、
これは選挙への関心を益々そぐ結果となった。
私の一票が影響することはないという、民主義の成立する根幹である投票が蔑ろにされた。
本来由々しき事なのに、国民として投票所へ足を向けない。
ここまでになると、投票しなければ、住民権利の一部が不利になるようなペナルティーを科す必要があるのではと
考えてしまう。
一部の国では何かしらのペナルティーが科せられる国があるそうだ。
この様な罰則が好ましいとは思いませんが、
様々な優遇処置の全部又は一部をカットするなどは将来設置しなければならないかも知れない。
国 | 罰則 |
アルゼンチン | 罰金・公職につけなくなる |
オーストラリア | 罰金 |
シンガポール | 選挙権の没収 |
フィジー | 罰金・刑務所行き |
ボリビア | 銀行口座から預金を引き落とせなくなる |
やはり、政治、国の成り立ち、つまり憲法をよりどころとする一般的教育や訓練は
絶対の必要条件だと思う。
突如18歳以上に引き揚げた手法は、やはり粗雑としか言いようがない。
政治に興味が無い、或いは失ってしまった要因を洗いざらいチェックしなければならない時に来ている。
そして弱点を見つけて、どの様な手法、体制であるべきか考えたいものだ。
by tomiot3 | 2016-07-12 20:03 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)