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鳥大公開講座を聴く

鳥取大学公開講座 『地方創生と私たち』
4回に亘っての開講で、今日は第一日『イノベーションは地方創生の夢を見るか?』が行われた
県立図書館2階大研修室 10:30~12:
講師:鳥取大学産学・地域連携推進機構 前波晴彦
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資料はA4、10枚裏表の分かりやすい資料、その資料に従って投影されるので、
比較的分かりやすい。
本日の講座でお伝えしたいこと
 イノベーションとは事業体の内部変化のことで有り、幾つかの種類がある。
 
 地域におけるイノベーションの主体は中小企業であり、大学等の研究機関は
 それをサポートする事が出来る(こともある)。

 科学知識に代表される専門知識は稲べーションの種のひとつで有る。

 市民と専門家はそれぞれ異なるルールに従って居るので、共同するには相互
 理解が必要である。

なぜ地方創生?全国と道府県ごとの人口増減がグラフで示され、東京都その周辺がダントツに増、大阪とその周辺が僅かな増、宮城、福岡辺りも増、と言うものが示され、これらの均衡を図るために地方創生という初期的説明、
増田リポートによる地方消滅もちらっと話題に。
しかし今日はその地方創生政策そのものの分析などではないようだ。
簡単に言えば、大学研究機関と地元との産学共同を図ることが目的に有る。
だから質疑における質問とかみ合うことは無かった。
先般の県美館県民フォーラムでもそうで有ったが、質疑の最初に手をあげる若者が居る。
どうもトンチンカンなのだ。自分の質問をしたら、とっとと会場を出て行った。
時間切れでもう一人質問があったが、今日の講座の主旨とかみ合わない。
地方創生そのものの講座を期待していたようだ。
講師は科学者、専門ではないのでと言いつつも、チラッとではあるが、地方創生は過去の地方へのバラマキでなく、新たな観点での地方興しだと思ったが、
どうやらそうではなく、従来と同じバラマキであると。

会場の席は満席状態、皆さん熱心に聞き入っていたが、皆さんはどう受け止めたであろうか。
率直に言って、不消化、中途半端、質疑による相互理解が不十分であった。
時間の短いことで、どうしてもこの程度になるか。

次回は8月27日(土)
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by tomiot3 | 2016-07-23 20:58 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)