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熱帯夜が明けると 砂丘は

どうやら夏本番、熱帯夜の寝苦しい一夜だった。
熟睡できない分、朝もすっきりめざめとならない。
このところ傾向として寝起きが良くないが、これは加齢のせいなのか?
どんより淀んだような朝の空気、老骨にむち打って重い足を運ぶ。
今日はゴミ回収の準備をした。
昨朝見つけた市道沿いの大型ペットボトルなどの回収のつもりだ。
ビール缶は草むらにゴロリと転がっているが、大型ペットボトルは見付からない。
どうやら回収した人がいるらしい。
かなり以前から、私以外にゴミ回収のけなげな?人が二人居ることは分かっていた。
一人は乳母車みたいなのを押したおばあちゃん、あと一人は軽四でゴミ回収しているおじいちゃん。
このような事をするのは若い人ではない。
お年寄りの特権?
年の功という言葉がかってはよく使われた。
ところが近年は歳を取ると加齢という嫌な響きの言葉が流行っている。
そもそも年の功には、年を重ねると共に、経験豊かなというと言う意味が込められていた。
ところが、最近はある意味、侮蔑の意味も含んでいるとひがんでしまう。

大型ペットボトルは結局なかった。
その代わり、草むらの中をよく見るとビール缶などが何個か見つかった。
僅か1キロ足らずの間のことだった。
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妻との会話、数年以前はゴミがもっと沢山だった。
毎日のように、レジ袋一杯は回収できていた。
早朝の通勤者だろうか、同じ場所で毎日のように珈琲缶を棄てる輩が居た。
その輩とは長く真理戦を展開した。
目撃してやろうとカメラを据えて待ち構えたこともあったが、結局は徒労に終わった。
そのうち何年かしてルートが変わったのか途絶えた。
またレジ袋に入れた缶からの大堤を走行車から棄てた処を目撃した。カシャンと棄てて逃げ去った。
コラッと言って追いかけたが駄目だった。
だから以前と比べれば、ゴミの量はぐんと減ったと思う。
少しはマナーが良くなったと云う事ならば喜ばしいのだが。

その様な事には関わりなく、今朝の砂丘はやや幻想的で美しかった。
ポケモンなどに巻き込まれないように。
ポケモンさんはきっとマナーは良くないと思うよ。
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by tomiot3 | 2016-07-28 20:49 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)