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倉吉の地震地へ

秋らしい陽射しに誘われて、被災地倉吉へ向かった。
羽合ICまでは異常カ所無し。
ハワイアロハホールは如何に。
損傷無し、避難所になっている。
ホールからさわやかな合唱が聞こえてくる。
北溟中学校文化祭の練習だという。
ちょっと覗いてみた。やってるやってる。
東郷中学校は離れているので使わないが、中高一貫校の湯梨浜学園もこのホールを使うらしい。
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羽合近辺、表だっては被害は見当たらない。
田後辺りから少しずつ様子が変わってくる。
新しい方式の屋根は概ね大丈夫のようだ。
和瓦の古いふき方の屋根のブルーシートがだんだん増えてくる。
                  北高校付近
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山陰本線を南側に越えるとブルーシートが目立つようになった。
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百花堂はガラス張りの壁面が損傷。
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路面は多少波打っているかも知れないが気がつかない程度。
いよいよ倉吉未来中心
外観上は損傷程度は分からない。
入り口ドアはご覧のように上が開いている。
おそらく地面が不等沈下しているのだろう。
そして張り紙だらけ。
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開きの不具合は少なく見えるが、この修復は結構厄介では。
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裏にも回ってみる。
やはり少々不等沈下が有るようだ。
なしっこ館の外回り花壇囲い煉瓦積みが倒れている。
これ辺りは大げさに見えるが、復旧は容易だろう。
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むしろ僅かな沈下のようだが、結構厄介かも知れない
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偶然、倉吉未来中心に着いたとき、浜崎さんにバッタリ。
同じようなことを考えるものだ。
ただし、彼は三徳山も調査済、倉吉未来中心の後は市役所近辺、土蔵群にも行くだろう。
私等はそこそこに。

香湯館への見舞いもかねて、浜崎さん、妻と三人で。
ちゃんと営業していた。
もう表見には被害は見えないが、器類が沢山がらくたになったそうだ。
やっぱり。
トーストセット、ここのパンは相変わらずうまい。

新聞等で報じられる被害数は少な目、
実際には被害程度によって見合わせているとか、未届けの方が多いのではと言う話だった。
復旧は大変だろう。我が身になっても容易なことではない。
幾ばくかの援助が有ったとしても
そのウン増倍も要する復旧費をひねり出せない人は沢山居るのではないだろうか。

そのうちドイツ人と日本人の奥様かな、が来客。
その人はどうやら倉吉近辺に済んでいるらしい。
元シーメンスの通信機技術者だって。
香湯館のスピーカーはシーメンスのオイロダイン、
道理でオイロダインに興味を示していた訳だ。

しばし放談で時を過ごす。私の出来る唯一のお見舞いだ。
帰り際に外回りを見ると、壁タイルの脱落、カーポートの基礎、よーく見ると、亀裂、ちょっと傾いている。
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帰路は、三朝、三徳経由で。
大原-大瀬間の県道は通行止め。
左岸側の国道経由で大瀬まで。
三朝はどうだ。
温泉地はキャンセルが相次いだと言うが。
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やっぱり人影まばら。
しかし、温泉街の損傷程度は少ない。
皆さんのやさしい来訪をお願いする。

温泉街を過ぎて北側から望む。
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県道沿いのお家も何軒かブルーの屋根。
おうちの判定票が貼ってある。
使用禁止、要注意の二種が見えた

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三徳山はパスして一路鳥取へ。
何らの支障も無く、普通通りに鳥取帰着。




by tomiot3 | 2016-10-27 20:21 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)