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竹田詩織のクインテットCD

先の竹田詩織ヴァイオリン・ワンコイン・コンサートで入手したCDを聴いた。
ヴァイオリン2、チェロ2、コントラバス1のクインテットとなっている。
通常のヴィオラに替えてチェロ、つまりチェロ2,それにコントラバスを加えたので低域重視だ。
まず、第一楽章冒頭の和音の響きに一瞬エッ、金属質の張りつめた音にビックリ。
ところがちょっと想い出した。ウイーンムジークフェラインQの冒頭もこのような音に近かった。明らかにアルバン・ベルクQとは違う音だった。
聴き進むほどに耳もなれ、低域に重きを置いたアレンジであることに明白なことが受け入れられる。
竹田詩織さんは第二ヴァイオリンで参加している。
女性は彼女一人、他の奏者達も東響の人も居るがそうでない人も、
おそらく日常でも気の合う同士では無かろうか。
シューベルトのカルテットの中でも、ことに重要な作品をこの様な形で録音した意図はどうなんだろう。
第一楽章を聞き終えて、他楽章は冒頭部分だけしかまだ聞いていないが、間違いなく音楽として興味ある録音だ。
録音は軽井沢の大賀ホール、ここで最先端録音後術を駆使して、細心に録られたようだ。
大賀ホールは、完成直前に見たが、まだ演奏は聴いていない。
なるべく早く、聴きたいと。
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大賀ホール
2005年4月開館、大賀典夫氏がソニーの退職金16億円をポンと寄付されたことはよく知られているところ。
建物は5角形、784席と2階に合唱席が設けられている。
新幹線軽井沢駅から徒歩数分、駐車場は設けられていない。
録音レーベルUNAMASはこのホールを録音拠点にしているようだ。
そういえば、このクインテットの団体名はUNAMAS STRINGS QUINTETになっている。
納得。
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by tomiot3 | 2016-11-14 20:33 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)