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合唱コンクール余話

昼休憩は二日間とも13時頃~
今日はローソンおにぎりを買い込んできた。
二階ホワイエの隅っこに恰好のソファーがあった。
そこには演奏を終えたばかりの人も。
おじさんに声をかけた。
すると大阪だという。そして大阪メールクワイヤーのメンバーだという。
指揮の須賀敬一氏のトヨコン時代からのことを話す。
トヨコン定期には、毎年ザ・シンフォニーホールに出かけていた。
客演指揮の高田三郎が目玉、だから勿論高田三郎作品。
私もすっかり高田三郎ファンだったから、
当時はザ・シンフォニーホールの周辺にはABC放送局、プラザホテルが隣接し、
そこのハッシュドビーフが私のお気に入りで、先ずはそこで開演前の夕食が一つのスタイルだった。
高田三郎先生にお会いしたこともある。
その男性も元トヨコンメンバー、だが今は指揮は西岡氏、すっかり音楽スタイルが変わったので、
須賀氏について退団したのだろう。
須賀氏の音楽スタイルはオーソドックスだと思う。
そこに微妙な人間の味があるのかも知れない。
今日の大阪メールクワイアの自由曲も高田三郎作品で「初めにみことばがあった」
須賀敬一編曲とあった。きっと典礼聖歌の編曲だと思う。
私も分厚い典礼聖歌集を持っている。
その中の「小さな人びと」が大好きだ。
昔々、鳥取市民合唱団が高田三郎氏の客演指揮を仰いだことがある。
そのアンコールで歌われた。
あの頃は華だった。佐藤眞、近藤安かず、丹羽、小林秀雄など著名人を相次いで招いたものだ。

今回は何千人かの鳥取への来訪、県民文化会館が平成5年以下移管して早23年、
県も市もイベント誘致に焼きになってきた。
しかし、人を呼び込むための構想の根拠になる、人を泊める、滞在させる方策は
何も無かったんではないか。
最近外国人観光客目当ての民泊がどうのこうのって言っている。
しかし、これも実に底が浅い。
今回のような場合は、高級リゾートでは決してない。
国民宿舎クラスでも対応できる、むしろ良しであろう。
また孤立都市鳥取には近くても倉吉、他県の津山、今回は姫路にまで宿泊したと聞いた。
鳥取の場合、砂丘などの観光地や温泉地の活用しか思いつかないだろう。
いやそれでも良い。
砂丘地のサイクリングセンターの見直し、国民宿舎の充実などなど。
通常の観光客を捌ける容量にプラスできるバリアブルキャパをどの程度にするか、
公共は精密にシュミレーションして欲しい。
知事、市長がプログラムにメッセージを寄せているが、ただただ蟹や砂の美術館のことに触れるが、
メッセージを縦横やってみても、深刻な宿泊キャパ不足についての感性をうかがうことが出来ない。

全日本合唱連盟役員の先生から言われた事がずーっと頭にこびりついている。
“会場が良くても、宿が無いのは深刻だ”
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by tomiot3 | 2016-11-20 22:06 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)