カテゴリ:音楽よもやま( 767 )

らららで田園が甦る

らららクラシック「田園」 わが心に田園が甦った
若かりし頃から「田園」が大好きだったことを甦らせてくれた
新婚当時、田園に針を落とす、妻は膝枕で聞いている
今あの頃が甦る田園だった
宮川彬良氏の解説がユニークではあるが当を得ていて、なかなか面白い
クラシックをこよなく愛し、特にベートーヴェンに真通していた宮澤賢治
かの有名な賢治が田舎の風景の中で後ろ手に組んでややうなだれた姿
実はこれ、ベートーヴェンのこれまた有名な後ろでに組んで森を散策する姿を真似た物だということを知らなかった
賢治は7回も撮り直したそうだ それほど執着した訳だ
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午前中の畑仕事の疲れも癒さなきゃいけないし、猛暑を避けて、
わが家で唯一エアコンの効くリスニングルームへ逃避
カールベームとウイーンフィル、1971年5月録音のレコード盤を聴いた
三楽章から五楽章を始めに聴いて、一楽章と二楽章を後に聴く変則
改めてベートーヴェンのすごさというか、よくここまで緻密に理路整然と数学的とまで言える
構成力で自然描写できた物だと、聴けば聴くほどにのめり込む
ワルター/コロンビア響の第五楽章が大体において好きだった
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by tomiot3 | 2017-08-05 20:42 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

感謝!棚橋恭子リサイタルを終えて

午前中の農作業がきつかったせいか、簡単昼食後、籐いすに横たわったが最後、
爆睡してしまった
スマフォの呼び出し音で目が覚める
棚橋さんからだ さんじじいとダウラで会いたいと、16時、
後に1時間繰り上げて15時になった
15時ちょっと前に参じると、既におそろいだ
話題は29,30日の棚橋リサイタルのこと
ご自身の演奏や共演の三人の事など
余韻多きリサイタルだったので、皆さんすごく饒舌
おしゃべりすることも大切
石川、広島などかなり遠方より来る のコンサートだった29日鳥取

聴けなかった30日の一寸法師は、29日のシャイな鳥取と打って変わって、
拍手鳴り止まず、熱気にな触れたコンサートだったという
両会場とも沢山寄せられたアンケート 厚みで言うと1.5センチくらいづつ
多くの人が、感動の有様を言葉で巧みに表現していらっしゃる
それは感動と共にファンとしての応援の有りったけなんだろう
中には、一面厳しいのもあった
解説だとか、紹介だとかのおしゃべりは要らない音楽だけで良いと
とっとり楽友協会にも同じような意見が寄せられたことがある
また、米子で有名ピアニスト(中道さん)の解説付きコンサートが催された
ところが米子の音楽通と言われる集団に属される方が申された
“解説など不要、音楽だけ聴かせてくれればよい”
音楽は分かっているから、音楽だけというお考え
これはこれで、として
私は解説やおしゃべりが必要なことは多々あると思う
むしろ無くてはならない要素だと思っている
ことに今回の場合も、恐らく初めて聴かれる人がいらっしゃると云う事もこれ有り、
また遠く来演者の紹介は当然でもあり、演奏家を知って頂く大切さを思えば尚更である
クラシック音楽普及のことこれ有り、裃を着たコンサートはなるべく避けたい

わがとっとり楽友協会が行う、バロックの赤津さんのおしゃべりも随分長い
だが、長いという思いよりも、古楽の歴史やヨーロッパの音楽事情を聞ける貴重な機会として、
今では楽しみのひとつとして受け止められている
また指揮者の飯森範親氏は、コンサート前に解説を入れられたり、アフターでもお客さんとの交流を図っている
これはひとえに音楽を多くの人に好きになって、理解して貰いたいということに起因している

チラッと耳にした
岩美町役場庁舎の建てかえが検討されているにつき、300規模の小ホールがくっつくと云う事を聞いた
若し本当ならば嬉しいニュースだ
全国でも庁舎へのビルトインはそう多くない
知っているのは東京文京区のシビックホールくらいだ
鳥取市市庁舎改築問題、基本的に建替反対であったが、
現在地に建てるならば、市民会館をも含めて敷地利用を再構築し、
小ホールを組み込むが良いと、ブログに書いたことがある
いまでは市立美術館を現在地に建てることになれば、美術と音楽を合体させ、
音楽ホールは室内楽専用とすることをブログで提案している
これは鳥取の芸術文化発展に寄与することすこぶるである

棚橋リサイタルでもホールの雰囲気、響きなどの音響性能が如何に大切であるかを思い知った
世の中に贅沢が許されるとしたら、それはクラシック音楽を聴く空間形成である













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by tomiot3 | 2017-08-01 21:28 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

終わった 棚橋恭子ヴィオラリサイタル in鳥取

棚橋恭子ヴィオラリサイタル
少々蒸し暑くはあるが、降水予想も幾分あった中、雨にも降られず、
そこそこのコンディションで迎えた
鳥取市文化ホール 14時開演

午前中のゲネプロも録音準備をしながら耳に神経を集中させた
皆さん、音楽の本場ドイツで音楽をし、しかも指導的立場にいることとは、どういうことか思いを巡らす
鍛え抜かれた聴衆も多数炒り粉音であろうから、演奏家として認められることが先ずは先決
そのことをあらゆる困難を克服して、今ある地位立場にたいして畏敬の念を覚える
その方達が棚橋ヴィオラリサイタルにはせ参じ、棚橋さんと共に素晴らしき室内楽の粋を聴かせてくださる
なんと有り難いことだろう
私なりに忙しく、いざ録音準備をかかると、不足部品が出てくる
急いで大型電気店で調達してくる
そんなことやなんやかんやで、
朝のウオークが5千歩余りどまりだったのが、コンサートが終わってみれば1万4千歩、ありがとうだった
リハーサルではそれぞれに特徴が有って興味深い
だがこれはちと面白いと思い、本番に期待したのはピアノ連弾だ
本番が楽しみになった
愛を育む
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私の役目はステージ袖、ステージ進行だ
自分で言えば舞台監督?言い過ぎ
いよいよ本番
棚橋さん
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調
客電は暗転、ステージはスポット照明
古今の名曲の中でも哲学的な音楽だ
チェロの神様P・カザルスが発掘したバイブル的音楽
静謐さを演出するには照明の効果は大きい
棚橋さんの語るヴィオラは一音一音に神経を集中し、精神性の高みへと上り詰めようとしている
そのことがひしひしと伝わってくるようだ
袖での音だが、音の善し悪しでなく、音楽は十分に伝わってくる
お客様も20分弱の間、おそらく身じろぎすることなく、耳をそばだててくださったようだ
先ずは拍手
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演奏が終わると静謐さからの開放で、会場は一気に風船が膨らんだような雰囲気になった
棚橋さんの感情を押し殺そうとする挨拶のあと、
今回共演の皆さんがステージにズラリ、紹介された
のもの
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和やかそのもの

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2曲目はバッハ/ブランでブルク協奏曲第6番変ロ長調
リハでも躍動感とテンポ感覚に冴えを感じていた
本番は更にグレードアップしてきた
客席の反応手応えもすこぶるだ
棚橋さんと生原さん達が今よりもずっと若き頃、鳥取教会でチェンバロの岡田龍之介
この6番をやった
この時も反応もすこぶる良く、今思い起こしているところだ
今日のそれは、躍動感にきらめきがつけ加わって秀逸な演奏が展開された
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ここで15分休憩
やあ安来から来て下さったんだ
米子労音の現状を聞き、心痛む分も有ったが、これはいずこも同じ事、
世の中の動向、世情の変化、手をこまねいてばかりは居られないが、ある面、
真摯に受け止めることも必要だろう
そこから突破口を見つける努力を惜しんではならない
あらゆる事が、混沌とし、専横と不正義がはびこり、民族、国どうしが対立する中、
せめて音楽は朱に染まることなく、むしろ浄化の特効薬として働きたいものだ

年の差は相当だが、仲良くさせて頂いているご夫妻には、かぶりつき席を押しつけて、
録音機操作をお願いしている
ありがとう!助かってます
今では古くさくなったDAT録音機だ
後半用にテープを入れ替え、ひたすらお願いあるのみ

後半の最初は、例の連弾曲から始まる
F・メンデルスゾーン/アンダンテと華麗なるアレグロOp92
案の定、男女の手が巧みに絡み合い、体をすり寄せ、かと思うと距離を保ったり、
のけぞったりしてかわす
メンデルスゾーンにかぎったことではないが、連弾曲には往往にして絡まるように絡まるように書かれた曲がある
演奏に集中して、そんなことは演奏中には考えないんだろうか?などと想勝手な像をする
視覚的にはすごくユーモラスでもあるが、エロチシズムの一端かもしれない
目を閉じて聴けば、それはそれは自由に駆けめぐる音の乱舞のようであった
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“”袖にけた谷和歌子さんに、“随分手が交差するように書かれてますね”
と言ったら、“そうなんです”
“色気たっぷりですね”これまた相好を崩して“そうでしょ”
対話し絡み合うピアノ、時に軽やに、時に力強くタッチする
躍動感たっぷり、ピアノも歓びを表しているようだった
すてき!

終曲はJ・ブラームスのクラリネットソナタ第2番変ホ長調Op.120 ヴィオラ版
ブラームスがクララに寄せる修正変わらぬ無償の愛を象徴するような曲
ロマンチシズムに溢れながらも、実に精緻に充ち満ちた音楽だ
棚橋さんのヴィオラとピアノの三枝さんのバランスにおやと思われた方が居るかもしれない
しかし、私はこれはお互いがぶつかり合い、葛藤する場面だと思う
或いは激励している風にも聞こえる
むしろ何年もコンビを組んでいるようなアンサンブルに聞こえてきた
万感の想いでコンサートを終えた棚橋さん
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アンコールは無し 期待されたお客さんもいらっしゃるだろうが、これはこれで良し
最後は全出演者がステージへ、お客さんのカーテンコールに応えた
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ロビーにて お客さんとの交流で狭いロビーが余計狭い
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ご来場の皆さま、ありがとうございました。
さーて、明日の一寸法師はどうかな。

一度睡魔に襲われパソコンデスクに深々とコッツンコ
お陰で目が覚めた



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by tomiot3 | 2017-07-29 22:28 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

明日は棚橋恭子ヴィオラ・リサイタル

棚橋恭子ヴィオラ・リサイタル
いよいよ明日、明後日が本番
明日は鳥取市文化ホール 14時開演

昨日は30日本番の一寸法師の館でリハーサル
今日は明日本番の鳥取市文化ホールでリハーサルが行われた
余り練習風景を聴くことが出来なかったが、チラッと耳にした音だけで
あー違うんだ!
新しい楽器を手にし、ドイツ短期留学ですばらしい師との出会いを含めて、
一皮も二皮も剥けた棚橋恭子さん、これは勿論大いなる楽しみ
最初に弾かれるであろうバッハの無伴奏曲、精神性の高まりを、哲学的な音の深みを
きっと大きな波動で皆さまに伝えることが出来ると確信している
その師である村上淳一郎さん、短時間であったが、その音のグレードの高さ、豊かな音楽の一端にビンと触れた
豊かなるヴィオラへの期待が、時めきをもたらであろう予感を伴って、
スケールの大きな音楽に出会える楽しみがひとつ増えた

今日はピアノ連弾のお二人を、これまたチラリと聴いた
ほんのおさわりながら、ピアニズムの冴えをかいま聴くことが出来た
夕方、リハーサルを終えた棚橋、村上、三枝さんにピアノの前でカメラに納まって頂いた
残念ながら、谷和歌子さんはリハーサルを終えて引き揚げられていた
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三枝さんに、ピアノの調子をたずねてみた
とても弾きやすいピアノ、良く調整されてます。と答えて下さった
そうか、明日は谷さん、三枝さんのピアノを聴けることもデカイ値打ちもものだ
聴かなきゃソンソン!
時めきのコンサートと名付けたい位だ

明日は10時からゲネプロ、お手伝いがあるので仕事を熟しながら、
リハと本番を楽しもう



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by tomiot3 | 2017-07-28 21:58 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

A・セゴビアと村治佳織

先週のらららクラシック、今日録画で観た 赤字をクリックすると番組詳細が
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ゲストの村治佳織さん、久々の対面、懐かしいなー
すっかり落ち着かれた様子にうれしさがこみ上げる
お手紙書きたいと思った

セゴビアと言えば、ギターの神様として崇められ、尊敬されていた
チェロと言えばカザルス、ギターと言えばセゴビアだった
今回のらららで知ったのだが、セゴビアの手はとてもデカく指も太かった
あの力強い指で、繊細な音が奏でられていたと思うとやっぱり神様だ
映像の中で、生徒がレッスンを受ける場面、その男性は後の村治さんの先生だったと云う事が明かされた
よく歌うギターは譜面通りでなく、使うギターもセゴビア用に大きくつくられたギター
大きなホールでも可能になったことが今でこそ認められるが、当時は反発を受けたそうだ
作曲家で有れ、演奏家で有れ、大家は何かしらの発明、改革を成し遂げている
セゴビアもご多分に漏れなかった
セゴビア、私のコレクションには余り無いので、これからでも集めたいと思った



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by tomiot3 | 2017-07-27 21:12 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

ピアノと日本人

今夜はとことん!「ピアノと日本人」を今し方見終えた
シーボルトの持ち込んだピアノが日本で初めてと言う紹介だった
不確かな話であるが、ひょっとしたらピアノではないが、
チェンバロは信長時代に宣教師がもたらしたのではと思っている
安土桃山城での演奏を西洋かぶれの信長は聴いていた?

山口県萩の熊谷(くまや)美術館が出てきた
何年か前にこの美術館を訪問したことがある
蔵の二階に納まったピアノを見せていただいた
実際に鍵盤に触り、ポロンポロンと音を出させて貰った
一気に200年ほど遡った思いだった

日本音楽教育の元祖、音楽取り調べ係だった伊沢修二の話も非常に興味深かった
ヨナヌキ音階の日本人にはファとシの音が出せなかったというのは信じられないくらい
戦中、18年学徒動員の場面、音楽学生は楽器を銃に持ち替えなければならなかった時代がつい先頃まであったという事実
音楽は敵性、軟弱などと排斥される時代
作曲家の小林秀雄先生からうかがった話
確か当時三重県の旧制中学校時代、音楽する物は軟弱として、さげすまれた時代
ある時、爆音つまり敵機の爆音を聴き分ける能力を買われ、一気に軟弱でなくなった話
当時日本に来襲したのはB25,艦載機のグラマンF6Fヘルキャット、大挙して日本中を焦土化し、原爆まで落としてくれたB29などだった
いまではウソのような本当の話ばかりだ

山鹿市のKIMURA PIANO
なんと家具職人の兄弟がつくってしまったアップライト、驚き!
今は山鹿ミュージアムに保存されているが、明治初期に建てられた芝居小屋で演奏会が開かれた
最後にハプニングで小学校音楽部の子どもたちがグループの「ふるさと」を歌った
私が小学生の頃、楽器と言えばリードオルガンだった
国民学校1年生の夏休み後、つまり2学期か、教室片隅のオルガン椅子に山辺先生が座っておられて、
色々と話しかけてこられたが多分温和しかったので、余りおしゃべりしなかったと思う
いつもニコニコしていたようで“よく笑いんさるなー”と言う先生の言葉が未だに焼き付いている
国中村立国中国民学校の校舎は勿論木造、白く塗られた校舎だった
体育館は当時は講堂と言っていた
挟み梁のトラス構造だった事が鮮明に焼き付いている
今はぜーんぶ跡からもない
国中小学校にピアノが入ったのはいつのことだっただろうか
それは大きな出来事だった
2歳下の妹や妻達はこのピアノで合唱している
その頃合唱が盛ん射なった頃で、大抵の学校は合唱コンクールに参加していた
妹などは、放課後に残ってピアノを弾かせてもらっていた

98歳の室井摩耶子さん、未だにピアノを弾いていらっしゃる
すごい!
戦後間もなくの1950年、山葉ピアノがグランドピアノをつくり、クリイツァーに絶賛されたという
そしてピアノが量産化され、世界有数のピアノの国になり、
今や世界的ピアニストを排出する国になった

話は前後したが、大まかに以上のことが盛り込まれていた

水曜

今夜はとことん!ピアノと日本人

加藤綾子がNHK初登場!明治維新から戦争まで、全国各地でピアノに縁のある歴史の舞台を巡る。200年前シーボルトは持ち込んだ日本最初のピアノで作曲。明治期、音楽教育にかけた一人の男の思いが日本人の意識を変えた。そして、ジャズピアニスト松永貴志は人々の思い詰まった手作りピアノで感動演奏。知られざる日本人の思いが詰まった90分!

【リポーター】加藤綾子,松永貴志


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by tomiot3 | 2017-07-26 21:57 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

アメリカの合唱って?

今朝のクラシック倶楽部は途中で聴くのを止めた
一昨年12月の公演模様だが、どうも耳に心地よくない
発声が良くない、音程が悪い、だからハーモニーも良くない
説明には米国屈指と有るが?
我慢してちゃんと聴いてやるべきか、申し訳ない

クラシック倶楽部 オール・アメリカン・ボーイズ・コーラス 演奏会

オール・アメリカン・ボーイズ・コーラス 演奏会 /米国屈指の少年合唱団がクリスマスを歌う ▽【出演】オール・アメリカン・ボーイズ・コーラス【演奏曲】「夢のカリフォルニア」「そりすべり」「ジングルベル ロック」 ほか 【収録】2015年12月22日(火)武蔵野市民文化会館小ホール

楽曲

  • 「ユール・ビー・スウィンギン・メドレー」
    ほか、

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by tomiot3 | 2017-07-26 19:20 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

異色のクラシック音楽館

23日NHKクラシック音楽館は通常のコンサート放送と異なって
バイオリン500年の歴史とバイオリン名器の解析、カナダのヴァイオリニスト、ジェームス・エーネスが様々な楽器とヴァイオリンにまつわる名曲を聴かせてくれた
500年の歴史、つまりルネサンス期に遡るヴァイオリンの発明に始まり、作曲家、演奏家との出会いを繰り返しながら、
今では楽器のエースと言えるまでに発展したヴァイオリンを科学的な分析し、今後の音楽家に優れた楽器を提供しようとするヴァイオリン職人の心意気まで、とても優れた企画に大いなる共感を覚えた

オールドと言われる楽器の均質性にも驚き、発展しながら継承してアマティへと至り、
ストラディヴァリ、更にガルネリへと横に広がり、名器を送り出した
ストラディヴァリの「バロン・クヌープ」を使っての実験と演奏
コレッリのヴァイオリン・ソナタ作品5「フォリア」、バッハ無伴奏ソナタト短調、
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、これは2002年N響/パーヴォ・ヤルヴィ、ヴァイオリンがエーネスのものだった。15年前か。
スタジオ録音でブラームスのソナタ、バルトークのヴァイリンとピアノのためのラプソディ、ブラームスの曲ってやっぱり大好き、ヴィヴァルディの四季とバルトークのヴァイリンとピアノのためのラプソディ、
えーとそれからパガニーニの24の奇想曲、バッハの無伴奏パルティータ第2番、
名曲コンサートの趣

音響学の牧勝弘氏の音響分析、
バイオリン修理職人の窪田博一氏の修理とストラディヴァリのコピーをつくる過程での職人魂に触れ、地味な世界での心意気に大いに感動した
窪田氏作製のストラドヴァリのコピーは音響分析でほとんど類似する程までに近付いていた 驚き
それにも増して、音響学の分析機も無かった時代のストラディヴァリは輝きを350年維持してきた訳だ
ヴァイオリンの発達は、飽くなき職人の追求心と作曲者や演奏者のより良い音を求める探求心がたゆまざる楽器発展の歴史を重ねてきたと云う事を強く感じた
修理職人窪田氏の楽器への取り組み方、ストラディヴァリなどがそうで有ったのではと言う想像を交えて、板の響きを頼りに板を削り、調整して行く姿く姿、ストラディヴァリに一歩一歩近づこうという夢、或いは願望に職人魂を感じた
股弦楽器にはニスという大きな課題、ニスによって音が変わると云う事も実際に音とデータで示された ふーん、すごい!
過去の修理での方法やニスの誤りなども多く有るようだ
窪田氏は松ヤニと油の混合でニスの秘密にたどり着いたようだ
松ヤニというのは、ヴァイオリンの板材である唐檜のヤニだろうか
なんと言っても頂点のストラディヴァリ、科学的にも証明されつつあるストラディヴァリ、
これからも最高峰の地位を保ち続けるだろう
とにかく楽しく意味の有る番組だった


楽<バイオリン 500年の物語>

500年にわたって人々の心を癒し、揺さぶり続けてきたバイオリン。その豊かな音色と無限の表現力は、大作曲家たちの創作意欲を刺激してやみませんでした。伝説の名器ストラディヴァリウスの秘密に迫るドキュメンタリーを交えながら、人類の遺産ともいえるバイオリン音楽のマスターピースを、現代屈指の名手エーネスの演奏でお送りします。

・「四季」から(ヴィヴァルディ)
・24の奇想曲 第24番(パガニーニ)
・バイオリン・ソナタ第1番 ト長調 作品78から 第1楽章(ブラームス)
・無伴奏バイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 から「サラバンド」(バッハ) ほか

バイオリン:ジェームズ・エーネス
(2017年2月15・16日 NHKスタジオ)




余談
報道用語でヴァをなぜバにしたのか
ヴァイオリンがバイオリン、どうもなじめない


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by tomiot3 | 2017-07-24 13:18 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

熱い最中の 街かどコンサート

連日の猛暑 もうたまらん
昼食後、冷たい物を口にして、くつろごうとしたときに想い出した
あそうだ、花見橋の近くのお寺で箏と尺八のコンサートがあるんだ
急いで身支度し、市役所駐車場まで、
ここから歩けば片道千歩稼げる

14時からなので、ゆっくり間に合った
お寺は袋川左岸に位置する浄真寺(違っているかも)
外は猛暑だが、お寺本堂はしっかり冷房が効いている
第3回ぶらり街かどコンサートと言うタイトル
尺八と箏、いわゆる邦楽コンサート
お寺の雰囲気は合うね
本道に席がキチンとしつらえられ、お客さんもキチンと埋まっている
見かけるところお年寄り、しかも女性が大多数
檀家さんかな?
演奏そのものは裃脱いだもの
気楽に聴こうという主旨にピッタリかもね
そうそうここでも結果的に さんじじい そろい踏みと相成った
1時間半ちょっとで終わったのも良かった
会場を出るとご近所さんとバッタリ、檀家さんだった
再び灼熱の街へと飛び出し、市役所までおいちに
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by tomiot3 | 2017-07-23 20:44 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

新聞報道を読んで 棚橋恭子ヴィオラリサイタル

迫りくる棚橋恭子ヴィオラリサイタル
副題「ドイツ留学の成果披露」
記事の内容も手短にドイツ留学のいきさつ、師と仰ぐケルン放送交響楽団首席ヴィオラの村上淳一郎氏とのこと、
そして村上市と共に来鳥されるドイツ在のピアノの達人ピアニストお二のことなど、もれなく書かれていた
またドイツで入手された楽器、ヴィオラの披露も今回行われることも

その楽器を二度聴かせて貰った
たしかに彼女が惚れ込んだのも宜(むべ)なるかな、
張りのある音、音色の豊かさ、遠くまで飛んでいけるパワー感、
何よりも素晴らしいのは、その楽器を棚橋さん自身が大いに気に入って、
日増しに一体感のある音楽が奏でられると云う事だった
バッハ無伴奏チェロではそのことを一番端的に表現されるのではないか

村上淳一郎氏がワザに鳥取にいらっしゃる意義とは
これは鳥取のヴィオラ界に大きな変革をもたらすかもしれないと、大げさに思っている
それとピアニストお二人のピアニズムに対する興味も尽きない
楽器としてのピアノには様々な問題があるが、
それらを超越したピアニズムには大いに期待している
あー素晴らしかった!と言いたいのだ

今週末にはコンサートになってしまう
聴いた 聴けた その至福感を味わう週末にご期待あれ
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by tomiot3 | 2017-07-23 20:23 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)