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ハリケーン サンディ

大停電は避けたい
巨大ハリケーン・サンディがアメリカ東海岸を襲った。
強風、降雪、その挙げ句停電。
停電でユーヨークでは25万人が影響を受けたとのニュース。
ウオール街もストップ、証券取引も中止、公共交通機関はストップ。

停電復旧はまだ時間がかかりそうだ。
会社、家庭、公共施設、交通機関、はたまた市民生活は
電気が無くては機能しない。

ニューヨークのような大都市は、こうしたリスクを絶えず背負っている。
ニューヨークの大停電は決して想定外では無いはず。
過去に幾度も経験している筈だ。至近では2003年大停電というのもある。
にもかかわらず、ハリケーン来襲によるものとは言えまた起きた。

大停電は何もアメリカの専売特許ではない。
わが国でも何例も起こっている。
ただニューヨークの場合は文明最先端の巨大都市だからダメージが大きい。
その点ではわが国の東京を初めとする大都市でも同じようなことは起きる可能性がある。
現に何年か前に東京でも送電線事故に寄る停電で機能が一時麻痺した。
この場合、送電系統が多重化され分割されていたので、
最小限の影響に留まり、復旧も比較的早かった。

アメリカは電力会社が乱立しているので、連系に乱れがあると、
大混乱になるリスクを抱えている。
だからわが国の電力会社を分割再編成したり、自由化にする場合、
最も考慮しなければいけないのが、電力安定供給であり、
このことを根底に据えないとアメリカにってしまう。

わが国に於いて、
将来に向けて一層の綿密なネットワーク化を構築することが求められる。
発電所、送電系統、変電所、配電系統の総合的見地から、
決して大きいことはいいことだ。ではなく小さい単位をネットワーク化することが、
電力安定に欠かせなくなるだろう。
ことに自然再生エネルギーの活用が進めば進むほど、
又発展させるためにも
ミニネットワーク→ミドルネットワーク→ビッグネットワークの構築が求められる。

ミニネットワークではそれぞれが、発電機能(太陽光、燃料電池発電など)で
自給体制を進化させながら、隣接し合うネットワークと緊密にミドルを組み、
さらにビッグなネットワークへと発展させる構想だ。
大容量送電線がダウンした場合、その被害を最小限にくい止め、
地域毎に電力セキュリティーを保ちながら隣接への補完をもし合う。

これらは手動で行うわけにはいかないので、すべてミドルネットワークごとに
エネルギーコントロールするシステムを設け、
さらに階層的なコントロールシステム構築が必要となる。

スマートグリッドなるものが最近叫ばれ出したが、前述構想は
その上を行くトータル的構想ではないかと思っている。
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by tomiot3 | 2012-10-31 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)

ヨーロッパ 南から北へ 悩ましい限り 

日程調整が難しい。
コンサートを行うのって、経験のある方ならばお分かりだろう。
日時の設定ひとつ取ってみても、完璧と言うことは無い。
地方小都市なれば、余計にこのことの重要さが身に染みる。

そもそも10~年末までにかけては【芸術の秋】だから音楽に限らず、
あらゆる催し物が過密的に集中する。
ましてや11月はその傾向が顕著である。

11月21日も結果的に日時設定の失敗例だ。
同じ日時に他のクラシックコンサートと見事にバッティングしてしまった。
そうでなくても音楽人口の少ないこの地方では、
お互いに痛手であることには違いはない。
その点、先方は先手を取っているので、我が方は苦戦を強いられている。

お互いの情報が上手く交換できれば良いのだが、それも現実には困難だ。
それに演奏者の都合、会場取得の具合が絡むので、
開けてビックリと言うことになってしまう。

全くのバッティングで無くとも地方では,同じ月であったり、
より接近している場合はもろに影響を蒙ることになる。

11月10日の棚橋恭子さん加わるクァルテット・カルドの場合は
倉吉未来中心小ホール18時30分開演なのだが、
同じ日の倉吉未来中心大ホールで14時から他のクラシックコンサートが開かれる。
これも、一瞬どきっとする現実だ。救いは時間帯がずれていることなのだが。

再来年はとっとり楽友協会20周年、
こうした現実を考えると完璧に良い日など有り得ないが、
心情的にいわゆる【芸術の秋】は避けようか、と思ってしまう。
しかし演奏家の都合と会場確保という壁が存在するから、
悩ましいことではある。
ただ与えられた条件と環境の中で全力最善を尽くすのみか。
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by tomiot3 | 2012-10-30 21:00 | コンサート | Trackback | Comments(0)

こころ旅 豊稔池で思ったこと

四国の香川県は農業用溜池がとても沢山存在する。
本州山陽地方の兵庫県、広島県が溜池数では1と2位を占め、
香川県は3位に付けている。

香川県には潅漑用として日本最大溜池の満濃池がる。
この池はかって鳥取の湖山池(自然池)を凌いで一番大きな池と言われていた。
だがうん十年前に訂正されて、湖山池が一位、満濃池が二位となっている。

今日の火野正平の「日本縦断こころ旅」で香川県の豊稔池が現れた。
この池は石積み式マルチプルアーチダムとして大変珍しいダム形式で
将来は遺産になりそうなダムだ。(平成8年に国の有形文化財になったそうだ)
貯水量は150万トンくらいかな。満濃池の1500万トンとは較べるべくも無いが、
溜池としては決して小さくない容量だ。
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両溜池ダムの放水を見て思った。
満濃池は灌漑期に毎秒4トンを放水するそうだが、豊稔池は今のところ不明。
写真を見る限りはかなりの水量を放水している。

両方と落差は30メートルくらいは取れそう。
放水量を毎秒4トンと仮定すると、各々100KW位の発電が可能だ。
ただ灌漑期だけとすると採算に合うかどうかが疑問だが、
可能性としては、徹底したコスト削減と新技術を投入すればと思ってしまった。
放水の壮観な様子を見て、タダただもったいないと思うのであった。
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by tomiot3 | 2012-10-30 21:00 | エネルギー | Trackback | Comments(0)

秋砂丘に人が舞う

このところ天候が崩れても長続きしない。
湿気もほどよく抜けて、お日様に照らされるとそこそこの暑さが身体を温める。
風は結構強く吹き付けて、砂丘の砂塵も少々舞っているようだ。
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砂丘のわが定点に出てみた。
この辺りは昨夕から夜半にかけて、太極拳の人たちが集っていた場所だ。

砂防林を抜けた途端、強い北寄りの風が絶え間なく吹き付けてきた。
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砂塵はそれほどでも無いが、遠く馬の背方向から南の山に向けて、
視界がぼやーっとする程度の砂塵が絶えず北から南へ。
海はすっきりと焦点が合う。
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近くでハングラとパラグラがトレーニングを受けていた。
多分初級の人なのかな。
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恰好の北風だから、無経験者の僕には簡単そうに見えるのだが。
風が強すぎるのか、うまくコントーロールがし難そうだ。

見ているうちに空に浮き上がるだけでもしてみたいと思ってしまった。
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by tomiot3 | 2012-10-29 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)

ヨーロッパ 南から北へ B.マリーニ

ビアッジオ マリーニ(1597~1665) イタリア

マリーニの他の曲のCDがようやく入手できた。
タイトルは『Echosoes from Venice』(ヴェネチアからのエコー)
編成はヴァイオリン、3、ヴィオラ1,ガンバ1、チェロ/ガンバ1、
オルガン/ハープシコード1、ドゥルシアン1、アルト・トロンボーン1、
テノール・トロンボーン1、バス・トロンボーン1、テオルボ/ギター1
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マリーニの3本のヴァイオリンのためのソナタが一曲入っていた。(トラック12)
しかし、3本のヴァイオリンのための四重奏 作品3-5 ヘ短調
なのかどうか?

いずれにしてもCDではシンプルな構成で、演奏時間も3分に満たない。

このCDに登場する楽器は普段余り聴いていない名称のものが登場する。
ドゥルシアン=ファゴットの祖先とも言える木管楽器
テオルボ=リュートの棹を長くしたような楽器

バロックを聴くことで、ドンドン新しい情報というか、知識が増殖する。
本当に奥が深い!でも音楽は至ってシンプルなのが特徴だ。
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by tomiot3 | 2012-10-28 21:00 | コンサート | Trackback | Comments(0)

秋の弦楽四重奏 追補

先にご案内の棚橋恭子さん加わるクァルテット・カルドの追加情報
鳥取(倉吉倉吉未来中心小ホール)公演に先立つて東京公演が行われる。

秋の弦楽四重奏
【公演日時】 2012年11月7日(水) 19:00開演
【会  場】 めぐろパーシモンホール 小ホール
【料  金】 全自由席2,500円
【お問合せ】 クァルテット・カルド
       ※お問合せ詳細は公式HPにてご確認ください。
        http://www.persimmon.or.jp/general-performance/2793.php

親愛なる東京の方々、聴いてくださいね。
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by tomiot3 | 2012-10-28 12:00 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

秋の弦楽四重奏

室内楽は秋の音楽にピッタリ

ヴィオリスト棚橋恭子の仲間たちで結成しているクァルテット・カルド
昨年は鳥取で顔見せ公演を行ったが、今年は思い切って倉吉に進出する。

倉吉未来中心の小ホール、キャパ300、響きが良いので室内楽にはもってこい。
彼女等がここでやってみたいと思うのも無理からぬ話だ。
有るようで無いのが、室内楽が行えるホール、以外と無いのが実情だ。
規模が適正でも響きと、潤いの無いホールがほとんどだ。
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棚橋恭子さんは鳥取出身であるから、倉吉の方に左程の知り合いも居ない。
なんと言ってもヴィオラをこよなく愛し、打ち込んでいるヴィオラとその仲間たちの
しかも若手の生気溢れる演奏は聴きものだ。
小澤征爾音楽塾で学んだ仲間たちだから、気心も知れて居て
室内楽で一番求められるあうんの呼吸もバッチリだろう。
昨年の鳥取公演にプラスして濃密アンサンブルとなるよう期待していいだろう。
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プログラムもすごく意欲的で、おしゃれ。
ショスタコーヴィッチ、プロコフィエフ、
そしてベートーヴェンのラズモフスキーで締めくくる。
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11月10日(土)
18:30開演 18:00開場
倉吉未来中心 小ホール
一般/2500円 学生/1500円 未就学児無料

当日は小ホール入り口で17:00からチケット発売予定。
当日料金は前売りと同額です

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by tomiot3 | 2012-10-27 21:00 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

地熱利用が原発ゼロを導く

自然循環再生エネルギーの多様性はいずれも期待感に溢れているが、
中でも地中熱利用は着実に実行すれば、まさに省エネルギーのエースである。
地中熱利用は在来技術の延長線上にあるから今すぐの実用が可能である。
要するに手っ取り早く、省エネ、CO2削減が実現できる。
この様な地熱などのエネルギー利用が日本で何故遅れたかは、
大方の人々にはお分かりだろう。そのひとつの要因は原子力推進にとって
邪魔であったわけだ。

よく調べると北海道、青森など北の国では地中熱利用が上昇機運にある。
そして東京での最近の大規模施設での地中熱利用は目を見張るものがある。
先に経団連米倉会長が述べた泊原発を再稼働しないと北海道に死者が出る
実にナンセンスな話である。馬鹿じゃ無かろうかと叫びたくなる。
この様な人々が今の日本の現状を作ってきたのだ。脳軟化症状況では無いだろうか。
脱原発、自然再生エネで産業再興を図るぐらい言ったらどうだ。
ちょっと熱くなちゃった。

地中熱利用方法そのものも幾多の方法があるが、小規模住宅ではパッシブな方法、
規模が大きくなればヒートポンプによる利用が主流となる。
地中熱利用で在来の空気熱ヒートポンプに較べ
40~50%の省エネが達成されるのだから、先ずは大企業、公共が
早急緊急的に整備を進めれば進めるほど、北海道の電力事情は劇的に改善される。
さらに小規模民生も石油や電力に頼らない暖房を実現すれば良い。
さらに森林資源再生のバイオ的利用を合わせれば、鬼に金棒である。
いつもエネルギー100%自給を目指すオーストリア・ギッシング地方のことが頭をよぎる。

東京スカイツリー、東京中央郵便局跡地に再建されたJPタワー、
と矢継ぎ早に地中熱ヒートポンプが採用された。
果ては山口県では中学校にも導入されている。
学校などへの採用は、ヒートポンプに依らなくてもコスト的にパッシブな方法で
快適な授業環境が整えられるので大いに採用すべきと考えていたが、
既に本格的ヒートポンプで実施されてることは実に嬉しいことだ。

国内的に北の地方ほど機運が高く、残念ながら鳥取県は寂しい状況だ。
先の県庁舎の免震化工事の機を逃したこと、
今話題の市庁舎改築でもそのような話は聞かない。
中部地区の環境衛生研究所では地中熱利用が行われているそうだが、
何故それが全県的にならないのだろうか。不思議。

海外に目を向けると、日本はまこと恥ずかしい位置にある。
地中熱利用促進協会の資料「地中熱利用の現状と将来の展望」によると、
地中熱ヒートポンプの普及状況グラフで、
米国がダントツで、中国が二番(なぜ?)、
以下スエーデン、ドイツ、オランダ、スイス、フランス
ここまではグラフにキチンと見えているが、
日本はフランスの後に虫眼鏡で見なければという程度である。

ヒートポンプ機器は世界最高水準にあるというのに、
この世界も利用となるとまるで赤児のようだ。

やっぱりお役所の所為かな、それとも民間事業者かな。
はたまた両方かな。

新日鉄などが目覚めていて積極なのが希望の光だ。
新日鉄は製鉄で発生する水素を利用した水素タウンを実用化するなど、
褒めたい企業だ。
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by tomiot3 | 2012-10-27 21:00 | エネルギー | Trackback | Comments(0)

乾燥バナナとイチジク

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乾燥バナナ 懐かしい噛み心地と風味

太平洋戦争前夜 その頃の庶民の生活は既に物資不足にあえいでいたのだ。
まず生のバナナが食べられなくなって、乾燥バナナが登場した。
その乾燥バナナも戦争が激化するにつれ、やがて食べられなくなった。

そんな懐かしい幼少期の想い出が詰まった乾燥バナナ。
ネットで見ていたら、ふと目にとまった。
アメ横の小島屋が扱っているのが見つかった。

早速注文したら、今日夕刻に届いた。
早速味わう。独特の味はそのまま記憶を甦らせてくれた。
正直、飛びついてしまうほどのものではないが、
番茶を吞みながら、或いは珈琲の共にも合いそうだ。

イチジク 体験農場ナオのイチジクだ。
本当に久しぶりに鳥取にやってきた農場主夫妻、
どうしているんかなーと言う話が先日出たばかり。
早速現れたことに思わず微笑む。
ダウラに持参したイチジクの何種かを試食させて貰った。
それぞれ特徴が有るが、見てくれよりもずっと甘くて美味しい。
今年は二度ほど見てくれで買って食べたが、少々水っぽくてイマイチだった。

ナオは無農薬栽培、土が違うから同じ品種でもほかのものより上手いとの触れ込み。
これは本当だ。皮ごとが旨い。
品種によっては青っぽいイチジクでもキチンと糖度が出ている。

旬はやや過ぎたと言うが、12月はじめ頃まではイチジク狩りが出来るそうだ。


 
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by tomiot3 | 2012-10-26 21:00 | グルメ・食いしん坊 | Trackback | Comments(0)

今年も松が枯れた

松と言えば、陸前高田の一本松がすぐに浮かぶ。
未曾有の津波でおよそ7万本の防潮林としての松が持ち去られた。
そして奇跡的に一本が残った。奇跡の一本松である。

鳥取砂丘の松は防風防砂林としてそのほとんどは戦後に植栽された松だろう。
その松達が近年は枯れが目立つようになり、昨年の猛暑では多くの松が枯れた。
今年も昨年に同じく猛暑に見舞われた。
猛暑ばかりでなく、害虫による松枯れと複合されたのだろうか。
広範囲の松枯れが目立っている。

枯れた松ほど景観を害するものは無い。
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松は潮風に強く、育てやすさから海岸地帯の植栽に選ばれることが多い。
だが松主体の植栽には疑問を持っている。
ここ数年の観察した感想として、防風防砂の目的以上に松が増えすぎたようだ。

松枯れは、ひょっとしたら自然の淘汰かも知れないと思うくらいだが、
ここ二年の枯れ方は異常とも言える。

砂丘の景観は広々とした雄大さが持ち味だとすると、
松の植生をコントロールする必要の時期になったのではないだろうか。

景観上、松などがなければ素晴らしい眺望が得られるポイントが幾つも在る。
また椎や樫も結構潮風に強そうなので、混植にすればと思ったりする。
松が先ず根づき、ある程度育った段階で椎や樫を混植するという方法を考えた。

暴風防砂の目的だったら、
せいぜい10~20メートル幅の植林帶で目的を果たすのではないだろうか。
現在の鳥取砂丘の様に面的に植栽する必要はないと思っている。
大幅な伐木で景観回復を図って欲しい。
だから松枯れ現象は、その為の警告かも知れない。

高田の防潮松原も混植だったら、
あの様な状態を少しでも和らげることが出来たと思っている。
松などの針葉樹は根が浅くて簡単にもぎ取られてしまう。

例えば全くの混植にするか、
第一波を松でくい止め、第二波を常緑樹林帯でくい止める。

その様な防潮林は和歌山に例があった。
「稲むらの火」として有名な濱口儀兵衛(梧陵)さんが、
1854年の安政元年、安政地震津波の復旧に尽力し、
避難路を兼ねた防潮林を築造した。

その防潮林が混植だったような気がする。
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by tomiot3 | 2012-10-25 21:37 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)