多鯰ヶ池一周
夏日の日差しだが風は涼やかで快適だ。
大空は真っ青
遙か上空は風が凪がれているのだろう。
超低空はハングラが舞っている。
咲き分け桜も堪らず一斉に咲き出した。
日差しを避けて、木陰を求めて多鯰ヶ池探勝路を歩いた。
ビューティフル!
覚寺道に入るとベストビューポイントを眺め、山側に目をやると
これは困った。イノシシが法面の上で掘り起こしまわり
土が崩れ石ころごろごろ。今に法面崩壊を起こしそうだ。
そして再び砂丘方面に目をやるのだが、
見にくくて美しくない光景が嫌なのだ。
全国の方がこの場面を観ると思うと躊躇するが、
宝の山を磨いていない状態を知って貰うことも大切と心得る。
いつかきっと見違えるようになることが願いだ。
廃業旅館も実に汚い。景観阻害も甚だしい。
池の周辺の梨園 花が満開受粉作業が始まったようだ。
覚寺道沿道には、この道が開通した昭和初期に植えられたのだろう。
染井吉野が手入れされないまま、ほとんど見捨てられている。
それでもけなげに一生懸命咲かせている。
ツタや葛が絡まり、徒長枝や無駄枝が手入れされずに可愛そうだ。
手の届く範囲内の何本かを手持ちの鋸と鋏で切ってやった。
今日も自称桜守だ。
これだけは申しておこう。
砂丘とその周辺は実にすばらしく大好きなのだ。
だから余計に辛口になるのだ。
いつも言うように
金剛石も磨かずば
砂丘条例の区域で縛ってしまうのでなく、
もっと広範な多様性に富んだ、砂丘と周辺なのである。
絶えず口を酸っぱくして言ってるように、
あらゆる角度から見直し、
スケール大きく細心な視点で整備し手を入れねばならない。
生きている限り実現するまで言い続ける。
17日~19日は常陸宮殿下が行啓されると聞いた。
その為に県・市がその道筋のにわか清掃を行っている。
だがちょっと入り込むとか、目が届かないか距離があると
目こぼしがあるようだ。
昨日そんなゴミや枝を道端に移動し、或いは桜と共に手入れしている
ハマナス群落の抜いた雑草を道縁に移動しておいた。
そうしたらたちまち今日昼前にはなくなっていた。
アナオカシヤ!
再々皇室に来ていただくと、鳥取県も少しは綺麗になるだろう。
覚寺道のビューポイントにも来ていただきたい。本音
by tomiot3 | 2009-04-11 21:40 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)