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実感が湧かない師走

何かと多忙を極めるが師走の実感がなかなか湧かない。
今日は比較的温暖な一日だったので
田舎の畑に大根、白菜、キャベツを収穫に
そしてうるち米と餅米の玄米を持ち帰る。
そろそろ餅つきも視野に入ってきた。
栃を少々入手したので今年は久しぶりに栃餅が食べられる。
あちこちの掃除や整理整頓もぼちぼち。
食料品の買い物もしかり。
質素な正月をと考えているが、それなりの事はせねばなるまい。

クリスマスイヴは妻とダウラ謹製の焼きリンゴにティーを淹れてごく慎ましやかに。
信徒ではないのでかこつけてのご相伴に過ぎない。

夕方コイン精米所でコシヒカリの精米をした。
ちょうどその時、車で糠を取りに来たおじさんがいた。
私が精米を始めると糠溜に糠を吐き出すわけだが、
精米機作動中に糠を採取するものだから
そのおじさんは体中糠を浴びてしまったようだ。
気の毒と思うより わたしゃおかしくて
しばらく精米終了を待っていたようだが、
吐き出した糠は私がいただくので
そのおじさんはやむなく退散した。
すいません。

年末年始の実感が湧かないのは年の所為もさることながら
世の中の有り様が大きいと思う。
アクセントのない生活実態、一応満ち足りた物質文明
一方ではある種の諦観に支配されて
希望が萎んでしまったのかも知れない。

私は新に加えて更(さら)を来年の目標にしよう。
二文字くっつけると更新ともなる。
さらなる あらためる などの意味に引っかけて
寅年6周を生きてきた人生をもう一度振り返って
新たなりにつなげたい。
失敗多き人生だったが同時に人の心の温もりも知ることが出来たと思っている。
生きている限りは些かなりとも役に立った人生を全うしたいものだ。
 

by tomiot3 | 2009-12-24 21:00 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)