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午後は農民

日中はかなり気温上昇、風は涼しいからと思っていたら
おっとどっこい。
作業中の暑いこと暑いこと、汗が流れちゃいました。
水やり、これが大変なんだ。20リッタータンクを運んで
ジョロに移し替えて、これを繰り返すので時間を要するし
まあ能率の悪いことおびただしい。
その昔、砂丘地などのお百姓に来たお嫁さんは大変だったそうだ。
「嫁ごろし」と言われた。
そんなのに較べれば軽い軽い。

一昨日植えたサツマイモもその後の雨でなんとか活着しそう。
芽欠きしたジャガイモも順調、玉葱の出来も良さそう。
うれしいなー。

別畑では竹杭を打ち込む木槌の音が辺りにこだました。大袈裟!
キュウリとゴーヤのネット張り、トマトの雨除け用の支柱立て、
ナス、唐辛子の支柱立てなどほぼ完了。
ほとんどは砂丘近くの竹林原産の竹のお世話になっている。
誰でもそうだと思うが、成長や実をつけたときを想像するだけで
本当に楽しくなってくる。だから止められない。

大根、株、小松菜、ほうれん草、ニンジン、えーとそれから
オクラ、青シソ、金時豆、白インゲンなどもちょこちょこ芽を出しだした。
里芋はまだ芽を出していないが、大丈夫だろう。
以前逆さまに植えていて途中で掘り起こして植え直したことも有った。








NHKの「アイシュタインの目」のテーマがちょうど竹だった。
竹の特性の素晴らしさはその成長の早さにある。
竹のしなやかさと加工性は天然素材として将来テクノロジーの
エースになるかも知れないと思った。
竹繊維は鉄線よりも引っぱりに対して強いことが実証されている。
例えばレーシングカーに応用されている。
ボデーを竹繊維強化プラスティックにすると
軽くて強いボデーが出来る。
ガラス繊維強化プラスティックよりも遙かに強い素材となる。

竹の加工性の良さは古くから篭などの生活用具に使われてきた。
本来竹の素晴らしさを知りながら近代産業では忘れ去られていた。
しかしながら竹の素晴らしさを再確認した現在の科学も素晴らしいことだ。

地球環境的視点からも重要なポイントでは無かろうか。
竹林を先ずは見直そう。
真竹の竹林から恩恵を受けているので少しでも美しくして
恩返ししたいものだ。

by tomiot3 | 2010-05-09 21:43 | 農耕・自産自消・園芸 | Trackback | Comments(0)