熱沙とオアシス
連日の猛暑で少々疲労が溜まってきたらしい。
いつもより寝坊、6時がクオーターに迫っている。
それでもと30分余り朝の爽やか空気を吸おうと出かける。
こんなに早い時刻に一筋プラス一筋、操縦士は眠くないのだろうか。
日曜日の朝は6持15分からの「食べもの一直線」が観たくて
早々に引き返す。今日は紀ノ川の「あら川の桃」だった。
なるべくスローに歩んでも歩く度にパンツもシャツも着替えなきゃならない。
こんなに再々洗濯るものだから余分なものが脱落してすっかり夏向きの
薄い下着やTシャツに変化してくれる。
午前中はなるべく早くと出かけたが、こどもの国の所長と出合って
30分近くの立ち話、夏の30分の遅れは暑さに換算すると1.5倍位になるかな。
砂丘はすっかり熱沙の砂丘になってしまった。
こうも熱波が続くと多鯰ヶ池はオアシスに見える。
湖面には数艘の小舟が、釣り堀と化した多鯰ヶ池か。
多鯰ヶ池探勝路を今日も辿った。
緑陰はスーッと汗がひくのだが、結局のところトータルとして
猛暑の恩恵を受けることになる。額からも汗が流れる。
クワガタの一種だろうか。
この蝶は?
ミミズってどうして焼けたアスファルトやコンクリートを這い回すのだろう。
道半ばにしてもだえ苦しんで干物になってしまう。
あちこちに累々としたミミズの干物が重なる季節だ。
偶然って面白い。
こどもの国所長との話、“これから何処を歩かれるんですか”
多鯰ヶ池の周辺を回って探勝路を歩くんですと答える。
すると“あそこはゴルフ場の下でしょう 下手な人が居って球が飛んで来やしませんか”
“当たったことはないけど時々転がっていますよ、下手くそって言ってやります”
探勝路を行く、何やら人声、カキーンとの打音、
しばらく行くと新しそうな球が一個転がっていた。あなおかし!
そこからゴルフ場方向を見上げるが鬱蒼とした樹木なのによくまあ通り抜けて。
by tomiot3 | 2010-07-25 22:02 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)