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救難ヘリの遭難

昨25日秩父山中に救助活動中に墜落した埼玉県防災ヘリ
事故原因はともかくとして、
救助中の映像を見る度に大丈夫かなと思わずには居られない。
今回のように山岳の場合、地形の条件と気流の不安定なことを考えると
救助も命がけ、だからやっぱり起こってしまったかと思わずにいられない。

救難ヘリの出動は全国で昨年は823件だったという。
人命救助という重い任務だが、一方でやるかたない思いに襲われる。
余りにも山登りなどの遭難が多すぎる。
ひとたび遭難すればどれだけの犠牲が伴うかも知れないリスクを背負っているわけだ。
簡単に登って簡単に遭難してくれるなと言いたくなってしまう。
もちろん尊い命だから救助に万難を配すのは当たり前とお思いだろうが、
この度のことなどちょいと憤りにも近いものを覚えた。
遭難した仲間のインタビューのコメントも気になった。
冷静にお答えのように写った。
5人もの人命と貴重な人材を失って仕舞ったことへの謝罪が聞かれなかった。
もちろんテレビの報道だけで判断してはいけないが・・・

救難ヘリへの期待も益々高まり今後より一層配備が進むだろう。
だが今回のような急峻な谷間の場合にヘリで救助すべきかどうか疑問が残る。

今回のヘリはフランス・ユーロコプター製のAS365中型ヘリ、
機体下部に全方位カメラや高度医療機器も備えていた。
諸経費込みで10億9725万円だったという。
遭難機と同型機
救難ヘリの遭難_e0166734_21111124.jpg

砂丘近辺でも海難などに再々出動している姿を見ているだけに
今後益々その出動回数が増えるだろし、要請も高まるばかりだろう。

我々もヘリ出動を安易に招くようなことは招きたくない。
 

by tomiot3 | 2010-07-26 21:13 | 多論好論 | Trackback(1) | Comments(0)

Tracked from 1分でわかる!今日のニュース at 2010-07-27 00:04
タイトル : 埼玉県防災ヘリ 事故
埼玉県秩父市での県防災ヘリ墜落事故って 山岳遭難の救助活動にあたっていた同県の... 埼玉県秩父市での県防災ヘリ墜落事故って 山岳遭難の救助活動にあたっていた同県の防災ヘリコプター「あらかわ1」が墜落し、機長や副機長、県の防災航空隊員ら5人が死亡 http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201007250234.html 山登りするジジイババアなんて野垂れ死にさせとけよ という意見がまさに正論だと思いましたが(続きを読む) 埼玉県防災ヘリコプタ...... more