ノーベル化学賞の意味
今年の日本を元気にした「東京スカイツリー」「はやぶさ」
に加えて今回の二人受賞は、やや消沈気味の日本と日本人を元気づけてくれた。
お二人が異口同音に
資源のない日本が生きる道は科学技術に有るとおっしゃる。
過去の科学部門の受賞者も表現こそ違え同じように主張されていた。
だから事業仕分けでやり玉に挙がったとき猛烈に抗議された。
理工系重視は日本を支える力であるし、
ノーベル賞受賞者が出る度の日本国民へのメッセージでこれほどの強烈なものは無いし、
ましてや理工系を志す若者への大いなるエネルギとなるだろう。
翻って鳥取環境大学の再建策と公立化が浮上してしまったが、
現在の文系的環境学では世の役に立たないのである。
抜本・根本的に理工系への転換を図って、
日本の、世界の求める人材を育てる夢を我が県が有しても良いではないか。
だから分かりやすく言えば、大学の中味をすっかり代える事だが、
この様な英断が出来るかどうか。あるいはその様な智恵があるかどうかである。
環境問題はこれからの地球をどう救うかという大きな命題を背負っている。
それはただの繁栄思考では解決出来ない。
最先端の科学技術研究をもってして世界に打って出る気概をもち
優秀な学生を世に送り出せば、自ずと大学経営も軌道に乗るだろう。
リチュウム電池以上の電池素材の開発、超伝導素材の開発、
あるいは画期的エネルギーとその伝送システムの開発などなど、
またこれらのベースとなる基礎研究に大学併設の研究所が立ち向かうと
きっと企業も黙って見ては居ないだろう。
50年、100年先にはノーベル賞受賞者が出るかも知れない。
最小県の鳥取県だからこそこれらの革新的研究教育機関を有する意義があるだろう。
県内子弟が廉く大学に進めるからなどという議論は有識の指導者や議員が
言うべき言葉ではない。またその様な目的の大学は不要である。
by tomiot3 | 2010-10-07 21:00 | 科学技術 | Trackback | Comments(3)
環境学部は、現在の環境マネジメント学科がなると考えられるので、理系の学部です。
そのバロメーターは卒業生がどの様な職に就かれたかも大変重要です。私の言っていることは日本がはたまた世界が求めている人材を育てなければいけないと言うことです。ノーベル賞でお分かりかと思いますが日本を救う道のひとつがここにあるのです。頑張って勉強して下さい。
その件分かりました。いち度あなた方がどの様な勉学を去れ 正しくは「その件分かりました。いち度あなた方がどの様な勉学をされ」