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嘆きの独言

ついに明日からは初冬だって
終日ぐずついた天候、傘さしのウオークはちと冴えない。
砂丘常駐の公園協会職員が福部砂丘で伐採木の後始末をしていた。
僅かな距離だが駐車場東端まで小型トラックで運んで林の中に投棄していた。
昨日伐木撤去すべしと指摘した林である。

この行動になんの疑問もなく屈託無い作業ぶりだった。

やはり我が県は遅れている。
森林資源は我が県の重要かつ確実な資源であることは機会有るごとに訴えている。
だから砂丘とその周辺の樹木や雑草までもが例外ではない。
だが残念ながらバイオニクスとしての認識が浸透しておらず、
ただただ資源を無にしている。

官主導でベンチャーを興して本格バイオ産業を起業するもよし、
或いはゴミ処理などとの組み合わせでバイオ燃料としての活用もあろう。
小規模ながらの発電と熱給などを組み合わせることは在来技術でも十分対応できる。

さらには官学共同で新しいバイオ技術の開発を目指すことも出来るだろう。
ただ我が県在の大学はいかにも脆弱だ。
環境大などは全くその力に疑問である。
やっぱり工科系にして優秀な教授陣と学生を集めねば力にならない。
今回の公立化の問題は大きなチャンスと思ったがどうやらうたかたの泡と消えたようだ。
既成地元産業への影響もさることながら新産業立ち上げの希望さえ失せてしまった。

砂丘とその周辺だけを山林復活活性するだけでも大きな資源が得られる。
最適伐採を進めることは、問題の野生動物との棲み分けをも図ることになり、
人々の安全確保にもつながる。
そして革命的に美しくなる。

ここのところのイノシシの出没痕跡は目に余るものが有る。
いつか人身被害に及ばねば良いのだが。
デスクに座りっぱなしの人々にはその様な感覚は作動しないだろう。

by tomiot3 | 2010-10-31 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)