お種さん
立冬の翌日はポカポカ陽気、汗ばむ位の陽気は有り難い。
三重ナンバーのクラウンが止まった。老紳士に“砂丘はどっちですか”
与謝野歌碑のところだった。
もうこの辺りが砂丘ですけど、道なりに500メートル進むと砂丘が見えます。
さらにもう少し進むと信号です。左に折れて1キロ進むとまた信号があるので
また左に折れれば砂丘のメインです。
と説明しながら、本当はメインという言い方はしたくなかった。
馬の背だけが砂丘ではないからだ。砂丘は1時間でも2時間でもその中を歩けば、
新たな発見が有って興味が尽きないことを教えて上げたいものだ。
今日は多鯰ヶ池を東から眺めた。
満々と湛えた水面が勿体なくも見捨てられている。
周辺の森林もほとんど手入れされることもなく、池は一部釣り人の趣味の場と化し、
外来魚が在来魚を駆逐しているという。
嘆かわしやと お種さん が嘆いている。
この旅館の廃墟はなんとかしなきゃ、みっともなく景観を害している。
この辺りや弁財天周辺、それに池け周辺360度に手を入れたら素晴らしい景観になるのに。
きょうのダウラサロン談義
砂丘・山陰海岸は徹底した自然回帰と手入管理れされた自然とし、
車乗り入れ禁止でトレッキング、自転車を主体とした本来の自然公園にしよう。
今の徹底した便利さ追求は観光地としてむしろ値打ちを下げている。
砂丘駐車場、管理施設、土産物店、リフトなど撤去合意。
むしろ不便さが感動や魅力をぐいぐい増幅する。
以上男三人のロマン追求だった。
女性には悪いがこういう話にはなかなか行き着かない。
だから女性とこういう話が出来るようになれば世の中が進歩した証となるに違いない。
by tomiot3 | 2010-11-08 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)