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桜の祈り

余震といいながら、強い地震がこれでもかこれでもかと襲ってくる。
震度6強の地震は未だ経験したことがないので、その恐怖は想像を超えている。
当地では桜の開花を迎え春爛漫である。
桜前線が北に昇り震災地を訪れるのはそう遠くない。
福島県の三春の滝桜はどうなっただろうか。

仙台市から贈られた京都平安神宮のしだれ桜は見事だった。
慈しむように育てられたのだろう。
養生の限りを尽くしているのが伝わってきた。
非公開のさくらであるが、今回震災に関連して公開された。
偶然回したチャンネルに写った。

京都はそれはそれは見事なさくらに彩られた都市である。
そのひとつ円山公園の祇園枝垂桜
移植した佐野籐右衛門は嵐山近くに桜園の主である。
一昨年さくらの時期にその園を訪れた。
その氏はちょうどテレビインタビューのロケ中であった。
お尋ねしたいことがあったが、果たせなかった。
又、佐野氏は鳥取で新品種の桜を発見し、摩尼・・桜と名付けた人である。
ど忘れしてしまった。

桜の花びらが白っぽくとも、遠くで眺めると淡いピンクになる。
この色模様を再現する日本の伝統工芸、染色技術、織物技術の素晴らしさ、
これは誇りである。

桜の開花の時期までに、震災地の方々に行く末の光が射しますように。

by tomiot3 | 2011-04-08 21:20 | サクラ ・花 | Trackback | Comments(0)