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脱原発と

脱原発は東京の金曜日集会の盛り上がりが象徴するように
政府も無視できないだろう。
タダ懸念はもしも自民党が政権を奪還したらどうなるか。
元々原発を国是とした政党であるし,現に原発推進派も多くいるようだ。
勘ぐれば金ずるである。

脱原発デアは男産に集まれば概ね意見は一致するが、
再生自然エネルギーになると見解の相違が出てくる。
と言うよりも理解してもらえないと言った方が良いだろう。

市庁舎耐震化だって先般の市議会特別委員会でのくだらない議論よりも
耐震化に当たって省エネ化や自然エネルギーを如何に取り込むかの
議論をしたらどんなにか市への貢献となるか。嘆いた。

大電源(大火力、大原子力)と大消費地、それを結ぶ巨大送電網
これらが当たり前として行われたわが国電力政策であった。
経済性の追求をおもんばかった事によるしっぺ返しが3.11であった。

ずっちぜんからの主張として、ローカルエネルギー重視を唱えてきた我が輩であるが、
それは実にかゆいところに手の届かぬものであった。

ローカルとは最小単位の集落に始まって、市町村、そして都道府県で
自給率100%を目指せば原発ゼロ、そして化石燃料使用をゼロに近づけることは可能である。
エネルギー問題とは発電のことだけでは無い、熱直接利用も大きいファクターである。
例えば太陽熱、地熱、ゴミ焼却熱、産業熱、バイオ、廃材とありとあらゆるものが対象となる。

日本が原発にうつつを抜かしている間に、世界は進んでいた。
例えばオーストリア・ギッシング州の自然エネルギーによる100%自給を目指し、ほぼ達成している。
アメリカの地中熱利用ヒートポンプの驚くべき普及。
技術的はもちろん数量的に天文学的に水を空けられてしまっている。
国の投資額も桁外れだ。
こうした現状を国民に知って欲しい。

by tomiot3 | 2012-08-29 23:06 | エネルギー | Trackback | Comments(0)