高校文化祭第2弾
今日は鳥取東高校の文化祭
会場は昨日と同じく梨花ホール
12時半頃入場すると、いきなりブラスの大音響となにやらやんやの歓声。
ステージ前には大勢の学生が詰め寄っている。
異様な光景だ。
昨日の鳥取西高校の印象とはまるで違うでは無いか。
ブラス部員が様々なアクションをする度に歓声が上がる。
校風の違いの成せる技だろうか。
観客席も1階は生徒席でほぼ満員、
2階はほぼ一杯で座席の適当なのが見つからない。
やむなく3階に上がる。やっと席が取れた。
ブラスの次は90周年記念演奏のコーナー。
そうだ鳥取東高校は創立90周年なんだ。
鳥取西高校は140年だから、半世紀遅れて創立されたことになる。
その分校風が違って当然なのだろう。
さて、90周年記念演奏
近年この高校から優秀な音楽家が輩出されている。
生徒の指向と指導者の存在が上手く合致した結果だろうか。
かくしてこのステージが存在する訳。
ピアノの・・・お名前が聞き取れなかった。
ショパンのバラード第一番で幕開けとなる。
3階までスタインウエイの響きがびんびんと届く。
特に特徴有る演奏では無かったが、コーダの盛り上がりは印象的だった。
次なる登場は
ヴァイオリンの竹田詩織さん、ピアノは竹田朋代さん。
名字が同じと言うことは親子。そう言えば朋代さんも東高校卒業の筈。
クライスラーのブニャーニの様式による前奏曲とアレグロ、
チック・コリアのスペイン、セリーヌ・ディオンのTo love you more
クラシックにジャズとポップスを加えた選曲に工夫が見られる。
クライスラーの曲は僕もあまり知らない。へーこんな曲もあったんだ。
ヴァイオリンの音が以前に比べて、
すっきりとしたスリムな音に変身したのかな。
音に透明感が加わっていた。
次はチェロで中嶋寄恵さん
J.S.バッハ無伴奏組曲第一番
ややおとなしい音作りだが端正な演奏だ。
好みから言えば、メリハリを付けたらもっと説得力が増すと思った。
バッハと正面から向き合う姿勢に拍手。
次は
ヴィオラの棚橋恭子さん、ピアノ伴奏は渡辺えり子さん
エネスコのコンチェルト・スペック
ヴィオラの低音弦の魅力を良く引き出していた。
花のあるステージ姿、もっと思い切った表現が在るのかも知れない。
次は作曲家の自作自演
平尾香奈恵さん。
谷口ジローの映画「父の暦」のメインテーマ
父から子へ~故郷の風景
なかなか良い曲では無いか。ピアノもお上手。
エンディングは全員の合同演奏
これも平尾香奈恵さんのオリジナル。
満足であった!
by tomiot3 | 2012-09-01 19:54 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)