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領土問題は絶好にきっかけだ

中国のデモ、一部の騒乱、これは十分予測されたことだった。
中国政府のコントロールが何処まで有効かも疑問だ。

一方海上では、中国漁船が凡そ1000隻ほど尖閣を目指しているようだ。
たまたま台風16号の影響で波高く容易に近づけない。
だが海上保安庁がどの様に対処するかを見守りたい。

日本企業への破壊行為は今に始まったことでは無い。
ことある毎にそうしたことは起こっているし、理不尽な填めごとで
苦境に立たされた企業も有るだろう。

中国への企業進出にはリスク覚悟が必要だった。
現実には早くもそのリスクが表面化しただけのことで有る。
これからも日本から中国への移転を考えている企業も有るかもしれない。

だが進出中止、撤退を真剣に考えて欲しい。
確かにわが国は円高などに起因する競争を強いられ苦しめられて、
海外への脱出をせざるを得なかった事情は理解できる。

そうした中でも少数で有るが、英知で日本に留まり成功している会社企業も有る。
技術力は捨てがたいものが有り、何よりも人心が安定していることが最大の武器となってきた。
ただ苦言を呈すれば、教育への資金投入を怠り、
人材育成ついて思うに任せなかったことが有る。
先進国中で教育費の占める比率はワーストではないだろうか。

狭い領域だが、鳥取県における企業撤退がその縮図である。
三洋関連企業、日立金属、大きく雇用と県内景気に陰りが出る。
今まで県や市の対応も手ぬるく、後手後手であった。
事が起こってからであった。いわゆる泥縄式だ。
ましてや人材教育もままならず、折角企業誘致しても人材が確保できないことを
幾度も聞かされてきた。
まんが博の県にもたらす利益は分からないが、10億円有れば
少しは手が打てただろう。残念!
鳥取市にも同じようなこと言いたい。
折角の税金の使い道が間違っている。

以前からグローバリゼーションの是非について疑問を抱いていた。
余りにも国際競争力に視点が集中する余り、
アメリカを中心とする主張に追従を強いられてきた。
今こそグローバリゼーションの是非を問い、何が良くて、何が悪いか、
国民に知らせ、知る必要があろう。

少なくともあらゆる産業に於いては、見直す時が来たと思う。
教育、文化、貧困などはどうで有ろうか。

アメリカは最大の友好国であることに間違いは無いが、
そのグローバリズムに引きずられてはいけないと本能的に考えている。
国民の最大幸福とは何か、未だその結論が見当たらない僕である。

直近の領土問題、原発、日米安保とオスプレイの配備など、
これを解き明かし、原点を見つめたいと思っている。

根本は戦争は絶対にやってはいけない。これに尽きる。
戦争こそ最大不幸をもたらす。

by tomiot3 | 2012-09-17 21:00 | 多論好論 | Trackback | Comments(0)