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山中教授 ノーベル賞受賞

山中伸弥教授(50)がノーベル医学・生理学賞を受賞。
イギリスのケンブリッジ大ジョン・ガードン博士(79)と共同受賞。

人工多機能性幹細胞(iPS細胞)を作り出すことに成功、が受賞理由。

一昨年あたりから候補に上っていたようだが,ようやく決まった。
日本の研究者は凄い。

何年前だろうiPS細胞作成に成功したことが大々的に報じられた。
その時点からノーベル賞受賞の声が高かった。

中山教授の功績は他にもある。
京大iPS細胞研究所(サイラ)を立ち上げ、
「知財契約管理室」を立ち上げたことだろう。
所長は中山教授であるが、
管理室長に製薬会社の知財部門に在籍していた高須直子氏が就任したことも
的確であった。
分かり易く言えば、素早く特許を出願し、特許管理を行うことだ。
この分野は日本の弱いところであることを中山教授は知り尽くしていたのだろう。

とにかく暗いニュースばかりが目立つ昨今、明るくおめでたいニュースだった。

ジョン・がードン博士は、談話で受賞できたのは中山教授のお陰と述べていた。

わが国の今世紀の受賞者は、米国に次ぎ第二位、誇れることだが、
物理・化学・医学部門の受賞者が出る度に若い世代への期待が深まるのだが、
理科系の若者は減少傾向だという。
このような機会に理科系に興味を持った若者が多数出て欲しいものだ。
何年後かには女性科学者受賞などというニュースにも接したい。

とにかく誇れることだ。
近隣諸国とかってないほどの領土を巡る争いとなっているが、
中国や韓国には受賞者が未だいないこと。
それらの国々の国の有り様を示していることと感じ、思っている。

中国はことある毎に強硬姿勢を示し、恩を仇で返すような行為に出ている。
日本という国が本義でそっぽを向いたらどうなるか分かっているだろうか。

精密機械、例えばユニクロが縫製に使っている工業用ミシンだって造れない。
空母だって中古を使った張りぼてだし、カタパルトが無いからまともに発艦できない,
まともに装備した戦闘機などは重くて発艦できないのが真実だろう。
そして着艦ワイヤーだってまともに造れないから調達先を探し回っているという。
悪いけど,日本はかってカタパルト、着艦ワイヤーなど平気の平左で造っていた。
中国は特に見かけ倒しの好きな国なんだ。
その様な国が数を頼りに日本を脅かしている。
げすな表現をすれば、ちゃんちゃらおかしい。

トヨタ、日産、三菱、スズキ、マツダが軒並み売り上げが半減近くになったという。
この機会に全産業が中国進出の見直しを考えないととんでもないことになる。

過去現在のこの国々は,基礎研究無しに先進国、特に日本の技術を取込み、
あたかも自国の力で経済繁栄していると思い込んいる。
新幹線がいい例だ。
もう一つ、この様な国々が原発を持つこと自体が恐怖だ。

だがこの国々には,精密機械、工作機械など自力では造れない。
最先端ロボットだってその一例だ。例を挙げればきりが無いほどだ。

こうしたことに鑑みて、
日本は一層のこと基礎研究開発費を惜しんではならない。
そして一層の人材育成投入策を図るべきだ。
先進諸国に較べれば、少ない研究費で
よくまあノーベル賞受賞者を出してきたもんだ。

by tomiot3 | 2012-10-09 21:00 | 科学技術 | Trackback | Comments(2)

Commented by P at 2013-02-26 10:16 x
山中教授の間違いでは?
Commented by tomiot3 at 2013-03-03 08:30
ご指摘有難うございました。